NY Life in Oct-Nov 2/ 2016★




日がどんどん短くなり、朝晩、室内にヒーターが入るようになりました。

あざやかに銀杏の絨毯が広がる、フォレストヒルズの街の教会の裏庭。

銀杏の木から葉っぱが全て落ちたら、短い秋も終わりです。

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いつも週末は翌週の課題に追われて1日終わっていくのが常ですが、、、

なんと明日は珍しく必修の授業が休講!

なので、今日は書きたかったことを全て書いてみようかな。

(普段は一ヶ月に一回しか更新しない私にしては、画期的なブログ更新率!)


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今学期とっているドラマセラピーの授業は、サイコドラマとドラマセラピーのイントロダクション(略してイントロ)の二つ。

それぞれ週に一度、3時間の授業です。

イントロの授業では、毎回ことなる理論を学び、その理論に基づいた実践(ドラマ)を行っていくスタイル。

●ロバート・ランディのロール理論

●スー・ジェニングスのEPR & NDP

●モレノのサイコドラマ・ソシオドラマ

●ディビッド・リード・ジョンソンのDVT

●エムナーの5段階モデル

●ビブリオドラマ、神話、フェアリーテール、ナラドラマ、プレイバックシアター  etc


毎回、全然違う理論と手法を学ぶため、ものすごく刺激的で新鮮な反面、ものすごく緊張感も高い3時間。

洗濯機の中に入って、ぶんぶん振り回され、何もかも真っ白になって終了、、、

そんな感じです。(どんなだ?!)

でね、授業を受けていて一番感じる事は、ドラマセラピーとはスピリチュアリズムと同一のものなんだっていうこと。

ドラマセラピーの核心となる授業内容は、私がゲリー・ボーネルを通じて得た事とほぼ同一のことばかり。

そのうちの幾つかをあげていくと、、、


●人は、自分の内側にあるものを投影して世界を見ているということ。

●その内側に葛藤がある場合、外側に出るものも葛藤だということ。

●何より大事な事は、自らのジャッジを手放す事だということ。

●目の前の相手と心を繋げて通じあうには、ジャッジを手放し、相手の呼吸とエネルギーを感じながらチューニングしていくのだということ。


実際、先日のサイコドラマのダブリング(ダブルという手法)の授業では、ニナが教えてくれたワークはゲリーボーネルで行ったアカシックリーディングのトレーニングと全く同じもの。

相手と繋がっていくということは、

つまり、自分から一切のジャッジを取り払い、何んの思い込みも偏見も持たずに純粋に相手を受け入れるということ。

そこをメインとしたワークの3時間でした。

つまり、、、

セラピーの基本にあるのはノウイングと全く同じこと!

でも、考えてみたら当然かもしれないなぁ。

だって、アカシックリーディングでもたらされるものは、自己受容、自己認識、そして理解や解放に繋がっていくものなわけだし。

それはセラピーが目指すものと、たぶん全く同じものだと思うから。。。



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ドラマセラピーの授業の中でロバートやマリアの言葉や行動の中に私が感じているのは、、、

一人一人に対する、ものすごく大きな愛情と、
どんな時にも真正面から受け止めてくれる包容力と、

そしてノンジャッジメントなセラピストとしての在り方。

二次試験のオーディションの時に、とても印象的だったのは、「私はスピリチュアルな存在としての自分として、これを発言する。」という二人の言葉でした。

日本で感じていたスピリチュアリズムに対しての一種独特な見方や壁が全くなく、ここではセラピーと合体して存在しており、、、

ーそう、これ!まさに私が目指していきたい方向はこっち!

そう叫びそうになりながら(しないけど^^;)、毎回の授業を受けています。



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先日の授業はロバートの72回目の誕生日の直後ということもあり、みんなでカップケーキを食べながらお祝い!


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そのロバートから、次の春学期で引退すると発表があった時は少なからずショックでした。

私は、彼のロール理論を深く学びたくて入学した部分が大きかったからです。

「今までオファーがあったけれど行けなかったアフリカに足を向け、ドラマセラピーを広げていこうと思うんだ。」

70代を超えて、なお情熱を持って新天地へと向かうロバートは、本当にすごい人だなぁと思います。

しかし、彼の NYU最後の代の生徒として出会うなんて。

過去生から深く関わってきたのは知っているけれど、こんな形でドラマセラピーを学ぶことになるなんて。

人生のタイミングって本当に不思議です。


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ある日のイントロでの授業の中での事。

ロバートのロール理論の実践を、さらに深めていく内容でした。

私が即興で作った話が取り上げられ、その話を4人のグループで演じることになり
配役を決め、皆の前で発表。

私は、とてもうまく皆と出来たことが幸せで満足で、達成感を感じていました。

「...待って。これは誰の話? 」

突然、ロバートからこう問いかけられました。

「ナオミは、これでいいと思う?何かが足りないと思わない?」

ーえ?何か足りない?どういうこと?

「この話、これでいい?本当に?これで君は満足なの?」

ー。。。


この日は、体がナビするままに動きつづけるワークの後、短い誘導瞑想、さらにインスピレーションのままに即興で話を作るという内容でした。

この話を作る上で指示されたのは、主役、障害、ガイド、目的地という4つを入れろということ。

私が数分で作った即興の話の登場人物は以下です。


●主役ー自分の可能性を試したいと、故郷の町を飛び出したバレリーナ。

●障害ーそこに行っても挫折するから故郷にもどれと諭す、せむしの隠者。

●ガイドー少女。大きな舞台で踊るバレリーナになりたい夢を持っている。

●目的地ー虹の向こうの大きな町の劇場。オーディションを控えている。


「何かが足りないと思わない?何が足りないと君は思う?」

ー......もしかしたら、障害は一つではないかもしれないと思う。。。

「それは何?」

ーたぶん時間。チックタックという名前の存在。

「OK. では、それを舞台の上にのせよう。誰かやってくれる?
それは、どこにいるの?その場所に置いて、動かしてみて。」

チックタックになってくれたクラスメイトが、指定した場所に立って私がイメージするように動いてくれました。

「君は最初はガイド役だったよね。
今度は主役になるんだ。いいね。ガイドと一人二役でやってみて。」

ーえ?!私が一人二役????

呆然としましたが、とにかくスタートの合図がなり、
夢中で一人二役で芝居を進めていきました。


「しゃべらないで。いい?ここからは無言で芝居を続けて!言葉なしで。」

ーセリフなし????

再び頭が真っ白に。。。

でも、、、

言葉を話す事をやめた途端、登場人物の言葉が流れるように私の中に入り込んできました。

言葉のない静まり返った空間の中。

でも、私はたしかに登場人物たちと言葉を交わしていました。

どこまでが芝居なのか、どこまでが自分なのか、、、

そして、ラスト。

大きな町の舞台に行き着き、オーディションに合格し喜びの声をあげているシーン。

「この芝居のラストは、本当にこれでいい?君はこれで満足?」

再びロバートから、そう問われました。

ーI don't think so. I do want to ask them to join.

自然と口からそう出てきました。

そして、私はそのまま、せむしの隠者とチックタックを迎えに行き、、、

一緒に虹の向こうの町の劇場の上でダンスを踊りました。

みんなで一緒に輪になって、なんだかグチャグチャになりながら、

泣きたいような気持ちと、笑いだしたいような気持ちがゴチャまぜになって、

私はメチャクチャなダンスを踊り続けました。



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ロバートは、最後にこう言いました。

「最初の劇は、とても楽しくて素敵だった。
でもね、きれいにまとまりすぎていたんだ。
それは何かが出ていないってことなんだよ。」

「出る必要があるものは、自分が知っているよ。
だから、問いかければ自分から出るはずなんだ。
だから僕は君に聞いたんだ。
それを出した時に何が起こるか、、、君は今日わかったよね。」


私はおそらく、パフォーマンスとして一回目は演じたのです。

だから、とてもうまくいったことに「満足」「達成感」があったのです。

それは、パフォーマンスではあっても、ドラマセラピーが目指すものとは別物。

それをロバートは指摘したのです。

彼の声がけによって、自分の奥にあるものへと手を伸ばした時に、ドラマがぐっと自分の内側に入ったものになり、、、

奥にあるものが顔を出し、

舞台に乗って動き出し、

そこと私は対面して関わり、

そのプロセスは、ドラマがパーソナルなものへと変化していったプロセスでした。

怖いと思っているものも、不安に思っているものも、、、

でも、それらは紛れもない自分の中にある本当の声で、、、

ー障害だろうが厄介だろうが何だっていいよ!

ーぜーんぶ私の中にあるものなんだから、一緒にやっていけばいいよ!

全てが一緒になって、いま自分と共に存在しているのを体で感じながら、

ーああ、そうだ。これがドラマセラピーだ。

そう改めて感じた出来事でした。



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その数日後、クラスメイト達とのミーティングがありました。

ミーティングは、それぞれが内側に持っているものを正直に伝えあう事を目的としています。

が、意図や行き先を間違えると、それは個人的な不満を吐き出し、ぶつけ合う場になってしまったりもします。

それまではずっと皆が発言する事を聞いている側でしたが、

「ちょっと待って。言いたいことがあるんだ。」

そう口から言葉が飛び出ていました。


「大人になってこんな事を言うのは恥ずかしいけれど、聞いてね。

本当に9月は苦しくて、苦しくって、、、私は孤独だったよ。

いっぱい泣いた。本当にきつかった。

恥ずかしい失敗もいっぱいしたと思う。

今だって、そうなんだけどね。。。

でもね、これだけは言えるよ。

今ようやく、私は嘘なくわかったと言える自分になれたなってこと。

自己価値の低さから逃れられない人の気持ち、
自閉症やどもりを持っていた自分の生徒達の気持ち

それが、今ようやく実感としてわかる人間になれたんだなって思っている。

そして、故郷を離れて一人で異国で生きている人の気持ちも、ようやくわかる人間になれたんだなと思っているよ。

それはね、宝物だって思う。

孤独や、悲しみ、辛さ、それを知らない人がセラピストになれると思う?

素晴らしく幸福で満ち足りたことしか知らない人が、どうやって人を救えると思う?

私たちが目指しているのは、ドラマセラピストだよね?

私はね、今ようやくNYで、自分に足りなかったピースを埋めることができたんだって感じてるよ。

だからね、、、

どんな辛いと思える経験も、セラピストとしての自分の宝物だって思っていいんじゃないかな。

そういう経験をしている自分に、思い切り胸を張っていいよ。

ぜーんぶ、どんなことも、私たちに必要なことなんだって、私はそう思うよ。」


言い終わったあと、、、

右からスーッと手が伸びてきて、

左からもスーッと手が伸びてきて、

気がついたら、私は両側からハグされており、、、

クラス全員が、泣きながら拍手している輪の中にいました。


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ドラマセラピーというジャーニーの中で、私はまだまだほんの入り口にいるに過ぎないけれど、、、

でも、少しずつ旅路が進んでいるのを実感していて、
その中で気づく事もたくさんあり、

そうやって一つ一つをリアルに体感しながら進んでいくことが、今の自分には何よりも大事だなって感じている毎日です。




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by Dorothy-Naomi | 2016-11-14 13:14 | *New York Life | Comments(0)
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