タグ: NYU ( 2 ) タグの人気記事

NY Life in Apr.(2) 2017 ★レポート内容や授業のことなど



さて、肝心のNYUのドラマセラピー学科の中間試験考査について。

今後、このブログを読んでNYUのドラマセラピーに興味を持つ人もいるかも(いたら嬉しいな)と思うので、ちょっと丁寧に書いてみようかな。


d0167002_13250606.jpg

春学期の大物レポート、2本の内容ですが、、、

まず1つ目は、Cross Cultural Understanding(異文化理解)のクラスのレポート。

ここ数ヶ月、与えられたリストの中から自分が選んだポッドキャストを聞き続けるというのがこの授業の継続的な宿題の中の1つでした。

そのポッドキャストを軸として、以下のことを絡めて書きなさいというのがレポート内容です。(書式は全てAPAスタイル)

・どんな話題が中心として取り上げられ、何に惹かれたのか?

・それを聞きながらどんな疑問や質問が湧き上がってきたか?

・どんな驚きや発見があったか?

・聞き続けていく中で、どんな変化が自分にあったのか?

・この対象に働きかけ意識を変えていくには、どのような具体策があり得るのか?

・この対象に対して、ドラマセラピーを行う場合、何を主目的として、どんな内容でどのくらいのスパンで行うのか?

・それらを加味して、最後にドラマセラピーの具体案を3つ書くこと。

・学術論文、ジャーナル、データなどの引用を6つ以上入れて書き上げること。


d0167002_12260125.jpg


様々なポッドキャストのリストの中から、私が選んだのは。。。

「子育て」「親子関係」にスポットライトをあてている「The Longest Shortest Time 」という番組。

この番組には、様々な親子がゲストとして毎回登場し、司会のヒラリー・フランクと共に率直な会話を展開していきます。


d0167002_10562976.jpg

たとえば、、、

・異民族間の結婚問題、子育てに関する問題。

ー近隣の住民や他者の無理解。
ー民族結婚をすると白人は格下げになるという階級意識。

・ゲイカップルやレズビアンカップルが結婚し、子供を迎え入れるまでの、様々な諸問題。

ー親とのコミュニケーション。養子事情。
ー子供にどうやって自分たちの結婚形式を説明すべきか?
ー世間との軋轢といった事柄について。
ー子供に対する学校でのいじめ。

・シングルの女性や男性の、養子問題。

ー結婚はしたくないけれど、子供が欲しいという女性たちの本音。
ー白人の自分と黒人の養子である我が子とのコミュニケーションを、どうとっていくべきか?。
ー養子になった子供側からの意見。

アメリカの「今の家族」「今の親子」の形がクッキリと浮かび上がり、とても興味深い内容でした。


d0167002_10574344.jpg


私が特にレポートで焦点をあてたのは、異民族間の家族の持つ様々な問題と現実という部分。

わかりやすく言えば、白人と黒人、黒人とアジア人、白人とアジア人といった、夫婦の民族の出自が異なるカップルです。

アメリカって、一見すごく多そうに思いませんか?そういうカップル。

ゲストスピーカーの実話の中でもありましたが、実は同民族同士の結束意識が強いのがアメリカ。

これだけ多くの人種が溢れているアメリカですが、多く存在するということと、深く交流するということとは全く別物なんですよね。

同じクラスに10カ国以上の生徒たちがいたとしても、互いに深く交流しているかというと違うようです。

遊んだり出かけたりするのは同じルーツの友人だと答える生徒が多いというデータも実際にあるんです。

黒人と結婚した白人女性のエピソードも印象的でした。

地元の集まりに二人で出かけて、周りから好奇の目を浴びていたこと。

誰も何も言わず、笑顔で挨拶はするけれど、近寄ってくる人が誰もいなかったこと。

小さな男の子が意を決したようにやってきて、「なぜ白人なのに、黒人と結婚したの?」と聞いてきたこと。

「彼が素敵な人だったからよ。」とシンプルに答えたとのこと。

その子供が失礼なわけでもなく、その子の周りに私たちのような結婚をしている人が全然いないということが問題なんだと思う。ーそう彼女は言っていました。

NYという多くの移民が住む大都会でさえ、「同じ種は同じ種で集うのが当たり前」という風潮が人々の中に強くあるのを感じます。

1つ前のブログに書いたように、黒人ミュージカルの観客が黒人ばかり、、というのも、それをよく表しているなぁと感じるのです。

すると、その枠組みから外れた人々へ、どんな意識が向けられるかというと、、、

目に見えない差別意識、同民族からの奇異な目、仲間はずれ、よそ者扱い、学校での子供に対する扱いの差異、、、

いろんなエピソードを聞きながら、感じていたのは、、、

違う者同士の本音を話し合える場、理解するための交流の場がない現実(意外ですが、そうなんです。)。

では、何が原因でそういった現象がずっと起こっているのか?
さらに、それを改善するためには自分では何をすべきだろうか?

そういった部分を考察し、自分の意見を述べ、それを元にドラマセラピーの具体案を作成。

小学校、中学校、公共施設といった場所をセッティングして、大人向け、子供向け、思春期の子供向けの案を仕上げました。


d0167002_12231468.jpg


2つ目は、Clinical Populations(精神医療患者に向けてのドラマセラピー)という授業のレポート。

この授業はとてもユニークで、私たちはセラピストと患者と2つの役柄を与えられます。

患者としての自分は、ナオミではなく芝居の主人公として。(その役柄設定で演じながら、ドラマセラピーを受けます。)

セラピストとしての自分は、クラスメイトの演じる芝居の主人公をクライアントとして迎えてドラマセラピーを行っていきます。

自分がセラピストの時と、患者役(芝居の主人公)役柄を演じている時と2通りあるわけですが、その両方の目線&体験から得られるものが、とても大きいんです。

クライアントとして、セラピストとして、毎回その都度ジャーナルを書いて提出。



d0167002_12270666.jpg



私が演じた患者は、ミスマルガリータという一人芝居の主人公。
超エキセントリックで、独断的で、権力的で、挑戦的で、かつ官能的な女性教師。

私の患者はThe little foxes(邦題・偽りの花園)の殺人疑惑のある50代の未亡人レジーナ(クラスメイトが演じている役柄。)

レポートは以下の内容を全て盛り込み、自分の考察を含めて仕上げなさいというもの

・患者の現状に起きている問題

・DSM−5をベースにし、患者の診断病名を記すこと。なぜその診断になるのかという考察と論拠を含めて。

・生まれながらの性質なのか、育ちによって引き出されているものなのか。なぜ、そう結論づけられるのかという考察と論拠を含めて。

・さらに、この患者を対象にしたドラマセラピー案を5つ展開すること。

・なぜ、そのドラマセラピーの理論と手法を使ったのか、その目的と論拠。

・そのドラマセラピーによって期待される効果と効能。どうやって、クライアントの進度を見極めていくのか?どのように、クライアントをサポートしていくべきか?
その論拠も含めて。

・学術論文、ジャーナル、データなどの引用を必ず入れて書くこと。


d0167002_12284056.jpg


考えに考えた末に、私がレジーナにつけた診断名は反社会性人格障害というものでしたが、、、

生まれや育ち、階級、世代的な影響、土地柄の影響、全てを吟味しながら考察を書いていくことも、医学書と取り組みながら書いていくことも初体験で、手探りしながら必死に書いていきました。

レポートを出した日のこと。

授業の終わる直前、サラ(教授)が、こう叫びました。

「みんな大きな円になって!」

そして「これから、今まで3ヶ月のあいだ自分が演じてきた役柄と、さらに今までセラピーを行ってきた役柄とのお別れの儀式を行います!」と宣言。

一人一人、自分が演じてきた役柄に対しての言葉がけをし、また自分のクライアントとして付き合ってきた役柄への言葉がけをし、円の中に様々な思いとともに入れていきました。

そして、自分自身に戻るための魔法の呪文をサラに一人一人かけてもらい、、、

イマジネーションで作り上げた大きな薪の炎とともに、全ての思いを空へ、、、

気がつけば何人か泣いているクラスメイトもおり、、、

私も、この3ヶ月、どっぷりと付き合ってきたミスマルガリータと、レジーナに、私を成長させる機会を与えてくれてありがとう!と叫びながら、空に向かって思い切り手を振りながらお別れしました。



d0167002_12293252.jpg

 サラの授業では先週からは、Art & Humanities Research Council( AHRC)という団体に所属する精神疾患を持つ大学生たち5名を迎え入れてのドラマセラピーワークがスタートしました。

私たちNYUの生徒は4人一組となってAHRCのメンバー1人につきます。

AHRCのメンバーは「スーパーヒーローの指令部の司令官」。
私たちは、「その部下」という設定です。

秘密の呪文を唱えて、全員一斉にマジカルゾーンに入り込むと、そこにはイマジネーションで作り上げた5箇所の秘密基地が!

私たちの司令官&ディレクターは、とても興奮しやすい性質の社交的な大学生のAくん。

ロバート・ランディ教授のロール(役割理論を応用した、ロール分類カードを使いながらAくんのスーパーヒーロー像や悪役、ガイド存在などを探っていきます。

その後、カードに出てきた役を全て絡めた話を司令官のAくんに作ってもらいます。

とても面白いことに、司令官の話は空想の話のようでいて、彼自身の内面にあるもの全ての投影なんですね。

話を聞いている中で、彼の人柄や、信条や、葛藤や願望といったものが浮き彫りになっていきます。

さらに面白いことに、この話の中に私たちの一部が映し出されていたりするんです。


d0167002_12245534.jpg

その後、部下の4人みんなで話に出てくる登場人物たちのイメージをスカルプティング(体で彫刻のように静止して表現する手法)

さらに、ストーリーのダイジェスト版をディレクターの指示によって作り上げ、「映画(来週のお披露目のパフォーマンス)の予告編」と題してお披露目。


来週のパフォーマンスで、いったい彼や私たちの中に何が起こるのかドキドキしている最中です。



d0167002_13272207.jpg

目まぐるしく動いていく毎日だけれど、、、

大事なことは、ちゃんとわかっている自分でいたいな。

そして、これこれ!

Stay peace★




HPはこちらです。
→【フェリシア*SALON DE FELICIA

あなたが生まれてきた喜びを感じて生きていくために
アカシックリーディング&イシリス33メソッド





































[PR]
by Dorothy-Naomi | 2017-04-16 13:33 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in Oct-Nov 2/ 2016★




日がどんどん短くなり、朝晩、室内にヒーターが入るようになりました。

あざやかに銀杏の絨毯が広がる、フォレストヒルズの街の教会の裏庭。

銀杏の木から葉っぱが全て落ちたら、短い秋も終わりです。

d0167002_07170750.jpg


いつも週末は翌週の課題に追われて1日終わっていくのが常ですが、、、

なんと明日は珍しく必修の授業が休講!

なので、今日は書きたかったことを全て書いてみようかな。

(普段は一ヶ月に一回しか更新しない私にしては、画期的なブログ更新率!)


d0167002_07252189.jpg


今学期とっているドラマセラピーの授業は、サイコドラマとドラマセラピーのイントロダクション(略してイントロ)の二つ。

それぞれ週に一度、3時間の授業です。

イントロの授業では、毎回ことなる理論を学び、その理論に基づいた実践(ドラマ)を行っていくスタイル。

●ロバート・ランディのロール理論

●スー・ジェニングスのEPR & NDP

●モレノのサイコドラマ・ソシオドラマ

●ディビッド・リード・ジョンソンのDVT

●エムナーの5段階モデル

●ビブリオドラマ、神話、フェアリーテール、ナラドラマ、プレイバックシアター  etc


毎回、全然違う理論と手法を学ぶため、ものすごく刺激的で新鮮な反面、ものすごく緊張感も高い3時間。

洗濯機の中に入って、ぶんぶん振り回され、何もかも真っ白になって終了、、、

そんな感じです。(どんなだ?!)

でね、授業を受けていて一番感じる事は、ドラマセラピーとはスピリチュアリズムと同一のものなんだっていうこと。

ドラマセラピーの核心となる授業内容は、私がゲリー・ボーネルを通じて得た事とほぼ同一のことばかり。

そのうちの幾つかをあげていくと、、、


●人は、自分の内側にあるものを投影して世界を見ているということ。

●その内側に葛藤がある場合、外側に出るものも葛藤だということ。

●何より大事な事は、自らのジャッジを手放す事だということ。

●目の前の相手と心を繋げて通じあうには、ジャッジを手放し、相手の呼吸とエネルギーを感じながらチューニングしていくのだということ。


実際、先日のサイコドラマのダブリング(ダブルという手法)の授業では、ニナが教えてくれたワークはゲリーボーネルで行ったアカシックリーディングのトレーニングと全く同じもの。

相手と繋がっていくということは、

つまり、自分から一切のジャッジを取り払い、何んの思い込みも偏見も持たずに純粋に相手を受け入れるということ。

そこをメインとしたワークの3時間でした。

つまり、、、

セラピーの基本にあるのはノウイングと全く同じこと!

でも、考えてみたら当然かもしれないなぁ。

だって、アカシックリーディングでもたらされるものは、自己受容、自己認識、そして理解や解放に繋がっていくものなわけだし。

それはセラピーが目指すものと、たぶん全く同じものだと思うから。。。



d0167002_13044886.jpg



ドラマセラピーの授業の中でロバートやマリアの言葉や行動の中に私が感じているのは、、、

一人一人に対する、ものすごく大きな愛情と、
どんな時にも真正面から受け止めてくれる包容力と、

そしてノンジャッジメントなセラピストとしての在り方。

二次試験のオーディションの時に、とても印象的だったのは、「私はスピリチュアルな存在としての自分として、これを発言する。」という二人の言葉でした。

日本で感じていたスピリチュアリズムに対しての一種独特な見方や壁が全くなく、ここではセラピーと合体して存在しており、、、

ーそう、これ!まさに私が目指していきたい方向はこっち!

そう叫びそうになりながら(しないけど^^;)、毎回の授業を受けています。



d0167002_09314082.jpg


先日の授業はロバートの72回目の誕生日の直後ということもあり、みんなでカップケーキを食べながらお祝い!


d0167002_11191761.jpg



そのロバートから、次の春学期で引退すると発表があった時は少なからずショックでした。

私は、彼のロール理論を深く学びたくて入学した部分が大きかったからです。

「今までオファーがあったけれど行けなかったアフリカに足を向け、ドラマセラピーを広げていこうと思うんだ。」

70代を超えて、なお情熱を持って新天地へと向かうロバートは、本当にすごい人だなぁと思います。

しかし、彼の NYU最後の代の生徒として出会うなんて。

過去生から深く関わってきたのは知っているけれど、こんな形でドラマセラピーを学ぶことになるなんて。

人生のタイミングって本当に不思議です。


d0167002_07423367.jpg


ある日のイントロでの授業の中での事。

ロバートのロール理論の実践を、さらに深めていく内容でした。

私が即興で作った話が取り上げられ、その話を4人のグループで演じることになり
配役を決め、皆の前で発表。

私は、とてもうまく皆と出来たことが幸せで満足で、達成感を感じていました。

「...待って。これは誰の話? 」

突然、ロバートからこう問いかけられました。

「ナオミは、これでいいと思う?何かが足りないと思わない?」

ーえ?何か足りない?どういうこと?

「この話、これでいい?本当に?これで君は満足なの?」

ー。。。


この日は、体がナビするままに動きつづけるワークの後、短い誘導瞑想、さらにインスピレーションのままに即興で話を作るという内容でした。

この話を作る上で指示されたのは、主役、障害、ガイド、目的地という4つを入れろということ。

私が数分で作った即興の話の登場人物は以下です。


●主役ー自分の可能性を試したいと、故郷の町を飛び出したバレリーナ。

●障害ーそこに行っても挫折するから故郷にもどれと諭す、せむしの隠者。

●ガイドー少女。大きな舞台で踊るバレリーナになりたい夢を持っている。

●目的地ー虹の向こうの大きな町の劇場。オーディションを控えている。


「何かが足りないと思わない?何が足りないと君は思う?」

ー......もしかしたら、障害は一つではないかもしれないと思う。。。

「それは何?」

ーたぶん時間。チックタックという名前の存在。

「OK. では、それを舞台の上にのせよう。誰かやってくれる?
それは、どこにいるの?その場所に置いて、動かしてみて。」

チックタックになってくれたクラスメイトが、指定した場所に立って私がイメージするように動いてくれました。

「君は最初はガイド役だったよね。
今度は主役になるんだ。いいね。ガイドと一人二役でやってみて。」

ーえ?!私が一人二役????

呆然としましたが、とにかくスタートの合図がなり、
夢中で一人二役で芝居を進めていきました。


「しゃべらないで。いい?ここからは無言で芝居を続けて!言葉なしで。」

ーセリフなし????

再び頭が真っ白に。。。

でも、、、

言葉を話す事をやめた途端、登場人物の言葉が流れるように私の中に入り込んできました。

言葉のない静まり返った空間の中。

でも、私はたしかに登場人物たちと言葉を交わしていました。

どこまでが芝居なのか、どこまでが自分なのか、、、

そして、ラスト。

大きな町の舞台に行き着き、オーディションに合格し喜びの声をあげているシーン。

「この芝居のラストは、本当にこれでいい?君はこれで満足?」

再びロバートから、そう問われました。

ーI don't think so. I do want to ask them to join.

自然と口からそう出てきました。

そして、私はそのまま、せむしの隠者とチックタックを迎えに行き、、、

一緒に虹の向こうの町の劇場の上でダンスを踊りました。

みんなで一緒に輪になって、なんだかグチャグチャになりながら、

泣きたいような気持ちと、笑いだしたいような気持ちがゴチャまぜになって、

私はメチャクチャなダンスを踊り続けました。



d0167002_12013585.jpg


ロバートは、最後にこう言いました。

「最初の劇は、とても楽しくて素敵だった。
でもね、きれいにまとまりすぎていたんだ。
それは何かが出ていないってことなんだよ。」

「出る必要があるものは、自分が知っているよ。
だから、問いかければ自分から出るはずなんだ。
だから僕は君に聞いたんだ。
それを出した時に何が起こるか、、、君は今日わかったよね。」


私はおそらく、パフォーマンスとして一回目は演じたのです。

だから、とてもうまくいったことに「満足」「達成感」があったのです。

それは、パフォーマンスではあっても、ドラマセラピーが目指すものとは別物。

それをロバートは指摘したのです。

彼の声がけによって、自分の奥にあるものへと手を伸ばした時に、ドラマがぐっと自分の内側に入ったものになり、、、

奥にあるものが顔を出し、

舞台に乗って動き出し、

そこと私は対面して関わり、

そのプロセスは、ドラマがパーソナルなものへと変化していったプロセスでした。

怖いと思っているものも、不安に思っているものも、、、

でも、それらは紛れもない自分の中にある本当の声で、、、

ー障害だろうが厄介だろうが何だっていいよ!

ーぜーんぶ私の中にあるものなんだから、一緒にやっていけばいいよ!

全てが一緒になって、いま自分と共に存在しているのを体で感じながら、

ーああ、そうだ。これがドラマセラピーだ。

そう改めて感じた出来事でした。



d0167002_13022140.jpg


その数日後、クラスメイト達とのミーティングがありました。

ミーティングは、それぞれが内側に持っているものを正直に伝えあう事を目的としています。

が、意図や行き先を間違えると、それは個人的な不満を吐き出し、ぶつけ合う場になってしまったりもします。

それまではずっと皆が発言する事を聞いている側でしたが、

「ちょっと待って。言いたいことがあるんだ。」

そう口から言葉が飛び出ていました。


「大人になってこんな事を言うのは恥ずかしいけれど、聞いてね。

本当に9月は苦しくて、苦しくって、、、私は孤独だったよ。

いっぱい泣いた。本当にきつかった。

恥ずかしい失敗もいっぱいしたと思う。

今だって、そうなんだけどね。。。

でもね、これだけは言えるよ。

今ようやく、私は嘘なくわかったと言える自分になれたなってこと。

自己価値の低さから逃れられない人の気持ち、
自閉症やどもりを持っていた自分の生徒達の気持ち

それが、今ようやく実感としてわかる人間になれたんだなって思っている。

そして、故郷を離れて一人で異国で生きている人の気持ちも、ようやくわかる人間になれたんだなと思っているよ。

それはね、宝物だって思う。

孤独や、悲しみ、辛さ、それを知らない人がセラピストになれると思う?

素晴らしく幸福で満ち足りたことしか知らない人が、どうやって人を救えると思う?

私たちが目指しているのは、ドラマセラピストだよね?

私はね、今ようやくNYで、自分に足りなかったピースを埋めることができたんだって感じてるよ。

だからね、、、

どんな辛いと思える経験も、セラピストとしての自分の宝物だって思っていいんじゃないかな。

そういう経験をしている自分に、思い切り胸を張っていいよ。

ぜーんぶ、どんなことも、私たちに必要なことなんだって、私はそう思うよ。」


言い終わったあと、、、

右からスーッと手が伸びてきて、

左からもスーッと手が伸びてきて、

気がついたら、私は両側からハグされており、、、

クラス全員が、泣きながら拍手している輪の中にいました。


d0167002_09332901.jpg



ドラマセラピーというジャーニーの中で、私はまだまだほんの入り口にいるに過ぎないけれど、、、

でも、少しずつ旅路が進んでいるのを実感していて、
その中で気づく事もたくさんあり、

そうやって一つ一つをリアルに体感しながら進んでいくことが、今の自分には何よりも大事だなって感じている毎日です。




HPはこちらです。
→【フェリシア*SALON DE FELICIA

あなたが生まれてきた喜びを感じて生きていくために
アカシックリーディング&イシリス33メソッド


12月下旬から1月半ばまでの、一時帰国セッションを受け付け中!
➡️
















[PR]
by Dorothy-Naomi | 2016-11-14 13:14 | *New York Life | Comments(0)