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NY Life in Aug (2)2017★夏学期&インターンシップ終了 




夏学期の授業&夏のインターンシップ今週無事に終了!

なんと、インターンシップ先からもAをいただき 今期の成績は全てAでした!

わお!!ストレートAは人生初!
嬉しい〜(>▽<)v

私はまだ駆け出しのインターン生だけれど、、、

でも今夏は、自分の今までの人生経験が、全て生かされているなと実感した夏でした。

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私が今夏にインターンシップをしていたのは、マンハッタンから離れた場所にある私立の学校です。

ここに通ってきているのは発達障害、自閉症スペクトラム、多動症、トラウマ症候群、不安神経症、コミュニケーション障害など様々な子供達。

ここはモンテッソーリ教育をベースにした学校で、ドラマセラピーやアートセラピー、音楽療法等を積極的に導入していて、プログラムもすごくユニーク。

だいぶ遠くから通ってきている子供達もいます。

下の写真は感覚機能・右脳の発達を意識的に取り入れたドラマセラピーのセッティング。

この日は以下のセッテングを利用して、いろんなワークが繰り広げられていきました。



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夏のキャンプでは幼稚園生から小学校までの子供達が9時〜15時まで、午後にはDr. Lee ( この学校の創立者で、NYUのドラマセラピーの大先輩)が小学校〜中学校の子供達を対象とした特別ドラマセラピーのプログラムを実施しています。

先週いっぱいで、ずっと担当していたグループセラピーと、Mちゃんの個人セッションが終了し、最後は感無量。

最後の子供達からのHugの嵐には、思わず胸がいっぱいになり、、、ウルウル

彼らからは、言葉や文化を超えてハートでコミュニケーションをとるということを、文字通り体当たりで学ばせてもらったな〜と思います。


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最後の1週間は特別クラスのアシスタントだけだったので、Dr. Leeと休み時間に
いろんな話をしました。

・個人セッションを通して私が感じた転移・逆転移のこと、、、
・個人が集団に与える影響と、集団が個人に与える影響のこと、、、
・アメリカと日本の国民性の違いや、セラピーに関する意識の違い、、、
・プログラムを導入する際に、どう取り入れていくのが効果的なのか、、、

そういった様々な話を大先輩とすることができたことは、すごくラッキーでした。


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Dr. Leeの特別授業は、自閉症児童に特化したものや、不安神経症に特化したもの、怒りのコントロールなど本当に多種多彩。

サイコドラマやロール理論などを組み合わせた独特のプログラムに、アシスタントとして加わりながら学べたことも、大きな収穫。


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ここにやってきた子供達と日々接する中で私が毎回感じていたのは、、、

「どんな症状を持っていたとしても、それはその子の個性の1つなんだ」
ということ。

アカシックリーダーとしての視点からみても、どの子もその要素を「自分を構成する要素」として選んでいるんですね。

でも、その要素は、確かに「生きにくなぁ」と感じることが多いんです。

そして、自分ではそのシンドイ感じをどうしたらいいか分からず、途方にくれて悪化させていたりするんです。

そして、私たちドラマセラピストの役割は、、、

その子達が「ちょっと生きにくいな」「なんで、こうなっちゃうんだろう」と感じているのを「こんなやり方で自分を解放できるんだよ」って、ナビすること。


オズの魔法使いで、ドロシーが黄色いレンガの道をたどっていくように。。。

ドラマセラピストは、黄色いレンガの道をナビする魔法使いになれたらいいな。

私はそんな風に思っています。


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どの子もどの子も、、、

その子が「その子として生きている」という瞬間に放つキラメキがあって、、、

この夏も、いくつかの忘れられないシーンに立ち会いました。

そういう場面に立ち会うたびに、
そして、彼らと深く関わっていけばいくほど、、、

不思議なことに、自分自身への理解も深まっていきました。

いろいろなものに気づかされ、
いろいろなものを受け止めていき、、

言葉にうまくできないけれど、気づいては深まり、気づいては深まり、、、

毎日がその連続でした。



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ラストの日、金曜日の最終グループは思春期の女の子たちばかりのグループ。

「ナオミは実は今日が最後なんだよ。」とDr.Leeが告げると、、、

「本当なの?」と、わ〜っと駆け寄ってきてHugしてくれたのにはビックリ。

これには、ちょっと感激。

お年頃の彼女たちからは、私は微妙な存在なんだろうなと思っていたので。

ありがとうね。

彼女たちの中にも、ちゃんと私のスペースがあったんだな〜とわかって嬉しかったな。

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最終日の数日前、サブリナが今日で最終日ということもあり、サマーキャンプのスタッフメンバーで記念撮影をしました。

アートセラピーをロングアイランド大学院で学んでいるサファイアとレベッカも一緒にパチリ!

(ヘレンが先に帰ってしまって一緒に撮れなかったのは残念〜)


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下の写真はドラマセラピーチーム3人。

先輩ドラマセラピストのサミー、 NYU同期サブリナ。

また私の宝物が1つ増えました。

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Dr. Leeの大きな愛情と見守りには本当に感謝!

みんな、みんな、本当にありがとう〜

Thank you, wonderful guys!!

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全部が終わったオフ日。

ちょっと自分にご褒美をプレゼント。

ミュージカル映画NEWSIESを観にリンカーンセンターへ♪



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普段の日はお酒はあまり飲まないけれど、この日は祝杯もプレゼント。

BrooklynのSummer Aleで夏学期&夏のインターンシップ終了に乾杯!

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そして、この1年が無事に終わった報告とお礼を言いに、久しぶりに自由の女神の元へ。


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Thank you for watching over me.

I have finished my 1st year!


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海の上に浮かぶマンハッタン。

あそこで奮闘してきたんだな〜

マンハッタンも、1年奮闘してきた自分も、なんだか愛しいです。

Big Hug!!!

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さあ、少し一息ついたら、、、

お掃除をして、荷物をまとめ、日本へ帰る準備だ〜

わくわくわく♪

これから、しばらく日本で羽を伸ばしてきます。



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by Dorothy-Naomi | 2017-08-13 03:10 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in Aug (1)2017★夏のインターンシップ終盤 




9階のラウンジから見下ろすワシントンスクエア。



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毎週水曜日は、大学院の授業日なのでインターンシップはお休み。

この日は午前中の時間が空いたので、授業前にお気に入りのKimmel Centerのラウンジへ。

わお?誰もいない?
贅沢にもラウンジを独り占めだー!

夏学期は選択制なので授業を取っていない生徒たちは帰省したり、旅に出たり、、、

NYUの総人口は、いつもの3分の1以下かも。
ガラーンとしているNYUも、なかなかいい感じ。

慌ただしい毎日のインターンシップの中で起こっていることを、一つひとつ思い返しながらコーヒーブレイク。


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今日の授業内容のチェックを済ませ、ワシントンスクエアをぶらついたら、我がドラマセラピー学科の神殿・教育学部の地下一階のホールへ、いざ!

と、思ったら。。。「Naomi!」

顔をあげると、クラスメイトたちが手を上げて合図してくれていました。

「インターンシップはどう?課題はどこまで終わった?」

「まだ、全然!あと半分以上残ってる〜」

「私も〜!」

なんだかんだと言い合いながら、、、

みんなと話せるそんな時間も、ホッとする時間。


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夏学期の課題は以下の4つ。


・ミッション・ステイトメント
(何がそのサイトに欠けているのか?何を自分が行うべきのか、なぜ行うのか、誰を対象として目的をどこに置いているのか&理論的な裏付け。ドラマセラピーの原案も含む)

・ジャーナル14エントリー

・プロセス・レコーディング2回分。
(ドラマセラピー・セッションの一部始終のやり取りをテープ起しのように文章化して、自分の行なったセラピストとしての介入・理論の裏づけ・相手の反応を書き加えて提出するというもの。→これは結構しんどかった〜!)

・3時間のオンライン・テスト
(ケーススタディを一つとりあげ、それについてNYCのクリエイティブ・アートセラピスト資格の要項に従って書き上げていくというもの。→かなりの難問!汗)


今のところ、上記の3つはクリア!
なんと全てAをもらいました。

残すはオンラインでの3時間テストのみ。

今週末は、テスト画面とにらめっこになりそうです。


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夏のインターンシップは、ただいま6週目の終盤。

クラスメイトの中には7週目に突入のメンバーもおり、それぞれのサイトで様々な体験をしている最中。

刑務所で、病院で、介護施設で、リハビリセンターで、福利厚生施設で、学校でetc・・・

毎週一回の授業日は、とっても大事な大事な時間。

それぞれの体験の中で浮かび上がっている事柄をシェアしながら一緒に考えたり、ディスカッションしたり、泣いたり、笑ったり・・・

「インターンシップ・ハリケーン号」とは、私が名付けた今学期のネーミング。

そうそう、みんな同じ船に乗っているんだよね。
大小の波に揺さぶられながらも、海原を進んでいってる同じ仲間たち。

みんなから良い刺激と元気をもらって、また1週間それぞれのサイトへ。

そんな夏の大航海も、そろそろエンディングに向かって進行中です。


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7月末から8月半ばまでは、ロバート教授の授業が受けられることになったのもラッキーでした。

5月に公式引退したロバートですが、わざわざ私たちのために授業を3週間行ってくれることになるなんて!

これって、私たちのロバートへのラブコールが届いたのかも!!

今週は、Rasaboxes(Rasaethtetics)という独特な手法と、彼のロール理論を組み合わせた実技を交えながら授業が進んでいきました。

Rasaというのは、インドの言葉で「味わう」と言った意味合いがあります。

Rasaboxesというのは、簡単に説明すると、8つの感情の名前の付いた箱の中を歩き、ひとつひとつの感情を「形」として身体表現しながら感情を呼び起こしていく手法。

精神を病んでしまっている人や、トラウマ体験を持っていたり、心に深い傷を負っている人々は(子供も含め)、うまく自分の感情を外側に表現できない事があります。

感情と表現の経路が様々な要因で遮断されてしまっていたりするんですね。

そういう人は「自由にやっていいですよ。」とか「想像しながら動いて」と言われる事が何よりも辛かったりします。

だって、何も浮かばないわけなので。

どうしたらいいのかわからず、相手は途方にくれてしまいますよね。

じゃあ、どうしたら、感情を呼び起こすことができるのか?

それを、どう深い部分にある個人的な体験に繋がる感情へと誘って行き、解放していけるのか?

ロバートの医療現場での体験談に耳を傾けながら、私たちもクライアント役として実技を体験。

実際にやってみると、、、
「おお〜!」という新鮮な驚きの連続!

形を体で作っていくことで、感情が呼び起こされる事ってあっるんだなぁと実感。

自分の中の、どの感情が出しにくくて、それが一体どういうきっかけで出てくるのかが体感として分かり、すごく面白い3時間でした。

そして、、、

私たちインターンシップ生の課題は、こうして学んだ事を現場でどう生かしていくか?ということ。




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さて、そのインターンシップ。

6週間のサマー・キャンプ・プログラムは、早いもので明日が最終日。

7週目もドクター・リーの特別プログラムのアシスタントとしての仕事はあるけれども、私の担当してきたグループセッション&個人セッションは明日がラスト。

う〜ん、ホッとしている反面、、、
チョット(いや、内心かなり)寂しいな。


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最初は「日本人の私が入っていける?やっていける?」「4時間往復の毎日?だいじょうぶ?」なんて思っていたのに、、、、

少しずつ、日々の出来事が楽しみになり、喜びになり、学びになり、、

どうにか最後までやってこれたのは、一緒にいてくれる同期のサブリナのおかげと、スーパーバイザーのドクター・リーの大きな見守りと、そして、、、

何よりも子供たちとの毎日のドラマセラピーの時間が大好きだったから。

特に、後半の3週間は6歳の女の子Mちゃんのプライベート・セッションを担当させてもらい、、、

彼女との毎日のやりとりの中から見えてきたもの、、、
彼女が私とのやり取りの中で見つけていったもの、、、
互いにミラーしあって、変わっていくということ、、、

一対一のドラマセラピーを通じて、すごく大きな気づきを得た後半3週間でした。


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明日の最後のプライベートセッション。

明日の最後のグループセッション。

どちらも、少し特別なRitualを最後にプランニング。

笑顔でSee you! って言えますように★

・・・と、そう書いていたら・・・

あらら〜

羽が一枚舞い落ちてきました。


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ぷぷっ!出たな。

天使のサイン。

最近、また頻発(^^)♫

どうやら、明日は天使たちも応援してくれているようす。

ならば、気張らずいつものまま自然体でいくとしますか。


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by Dorothy-Naomi | 2017-08-04 13:13 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in June (2)2017★夏学期前半終了&旅のプロローグ 




6月の前半、集中講義が無事に終わり夏学期の前半が終了!

最後の日は、すっかりと仲良くなったクラスメイトたち&教授と記念撮影。


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いろいろな学科から集まってきたグループ・ダイナミクスの授業は、本当に中身が濃くって、日々の気づきが沢山あり。。。

多民族国家でのグループ・ダイナミクスということを、体感しながら学ばせてもらった授業だったな。

NYUに来なくては学べなかった、貴重な体験の連続だったな。



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最後の日は、ブルックリンでベーカリーを経営しているシリア人のジャックから、クラスメイト全員にチャラーというパンをプレゼントされました。

ほんのり甘くて、懐かしい味わい。
中身がぎゅっと詰まっていて、優しくって、栄養満点!

夏学期が終わったら、それぞれの学科に帰っていくクラスメイトたち。
一期一会の出会いに感謝!

ありがとう、みんな〜〜


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さてこの後、夏学期の後半が始まるまでの期間を利用し、幾つかの旅してきました。

途中から、NYにやってきた妹も一緒に合計3つのプチ・ジャーニー。


・メキシコ一人旅

・アリゾナ(2回目のセドナ)姉妹二人旅

・ボストン〜レキシントン〜コンコードへの姉妹二人旅


3つの旅は独立しているようでいて、すべて1つの流れに沿ってい流のだと気づいてハッとしたのはアリゾナを旅している最中のこと。

旅が終わって帰ってきたら、夏至でした。

夏至を迎えるまでに、この旅の終える必要があったんだな〜と感じています。

最初のメキシコの旅が、もう遠い過去のように思えてしまうから不思議。。。

でも、この屋根裏部屋には、それぞれの旅の覚書を短く記しておこうかな。

次のブログからは、3つの旅のキーワードを綴っていきます。



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by Dorothy-Naomi | 2017-06-23 23:17 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in June (1) 2017 ★夏学期真っ只中!



ただいま、Summer semester(夏学期)真っ只中!


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夏学期に入る前に1週間ほど一人旅でまわってきたメキシコの旅のことも書きたいな〜と思いつつ、、、

とにかく授業&課題レポートに追われている毎日。

メキシコ一人旅はダイジェストで少し後に書こうかな?と考えています。

テオティワカンと、チチェンイッツァ、3つのピラミッドで感じたことは、少しだけフェリシアブログに書いたので、ご興味あれば読んでみてくださいね。


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さて、5月の半ば過ぎからスタートした夏学期ですが、今回とっているのは以下の3つ。

・Group Dynamics (短期集中。3週間連続で毎日ある講座)
・Internship Lecture (インターンシップに関わる授業)
・Internship (インターンシップ実習)


短期集中の授業は心理学科の授業です。

ドラマセラピーの授業は教育学部の地下にある遮音ホールで行われることが多いので、心理学部の建物に入るのも、わくわく(^^)

窓からの眺め(授業は6階で行われます。)も、なかなか気分が変わっていい感じ!


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このグループ・ダイナミクスのクラスメイト達は、カウンセリング科の大学院生や、ソーシャルワーカーを目指す大学院生、アートセラピー学科やミュージックセラピー学科などなど、、、(もちろんドラマセラピー学科も!私を含めて2名参加)

みんなの国籍も、アメリカ、ロシア、ドイツ、シリア、インド、スぺイン、韓国、台湾 などなど、、、

男性も、女性も、トランスジェンダー、、、
ヘテロセクシュアル、ホモセクシュアル、混合、、、

人種もジェンダーも本当に多種多様なクラスです。

早くも行われた一発目のテストはYalom(アメリカの精神科医)の分厚いテキストからの出題!

「テキストもノートも持ち込み禁止ですが、カンニングペーパー(こちらではCheating sheet)は持参して構わない」とウォン教授。

「よかった〜!じゃあ、どうにかなるかな?」と、楽観視していたのも束の間。

カンニングペーパーって、この小さなインデックスカード一枚だけ〜(@@)???

ひゃ〜〜〜!!!

もう、必死になって7割がたテキストを暗記し、後の3割は米粒のような小さな文字でインデックスカードにぎっしり書き入れましたとさ。



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授業は90分のレクチャーのあと、90分のディスカッションに入るのですが、毎回すご〜く面白くて刺激的。

毎日こうして顔を合わせて90分話をしていると、互いの関係性が思いもよらない形で発展していくんだなぁ〜と実感。

先日、私たちの話題が社会規範・社会常識と役割という点に移ったときのこと。

思う部分が多々あって、私は自分が感じていることを発言しました。

すると、しばらく沈黙があった後、シリア人のジャックがこう口にしました。

「ナオミ、君が発言するたびに僕は本当にドキッとする。
僕が一度も考えたことのない目線で君は見ている。
そして、いろんなことを教えてくれているよ。
いつも、もっと話を聞きたいな、もっと話してって思いながら聞いているよ。
君の言葉には力がある。そして、嘘がない。
君の勇敢さと、どれだけ僕たちにもパワーを与えてくれているか分かる?
君が発言するたびに、クラスの雰囲気がガラッと変わるのに気づいていた?
グループにとって君がいる意味、君がいる価値ってすごく大きいよ。 」

あまりにも思いがけない言葉だったので、びっくり。

続いて、同じドラマセラピー学科でグループ・ダイナミクスをとっているキャサリンが、こう口にしたのです。

「私は同じ道を志す一人として、ナオミを心から誇りに思っているから。本当に。」

そんなこと、私は一度も考えたことがなかったので、、、(T0T)

他にも数人、コメントを寄せてくれたクラスメイトたちがいて、、、

驚いたのと、照れくさいのと、嬉しいのとで、なんだか自然と涙が出てきちゃいました。

ああ、私はメンバーの中にちゃんと所属しているんだな。
ここに、ちゃんと自分のスペースがあるんだな。

それを感じた出来事でした。

明日からは、いよいよ最後の1週間目に突入ですが、どんな風に私たちは発展していくのかな?

かなり楽しみです。



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インターンシップのレクチャーのクラスは1週間に一回。

今月末からスタートする800時間のインターンシップ実習(私は2〜3つのサイトでインターンシップをする予定)に絡んだ、とても大事な授業。

こちらも、現在、明後日までが締め切りのレポート「Mission Statement/Justification/Protocol」を作成中。

これは、インターンシップ先のMissionを理解した上で、

・何が現在そのサイトに足りないと思うか?
・なぜドラマセラピーを導入することが有効なのか?
・どんな効果を生み出すことができるのか?
・どうやって、その効果を測るのか?
・ドラマセラピーの原案3つを、学術的な裏付けを含めて仕上げなさいというもの。

私の夏のインターンシップは、ロングアイランドという少し離れた場所にある、幼稚園生から高校生くらいまでの子供たちが通う学校のサマープログラムに決定。

先日、同じサイトでインターンシップを行うサブリナと、片道2時間弱かけて2回目の見学に行ってきました。

この日のクラスは5歳児たちの「感情マネージメント」を目的としたドラマセラピー。

なんと5歳児たち1クラス20名弱に、ここではサイコドラマ(現実に自分に起きた出来事や体験を題材にしたもの)を行っているんです。

初めて見たときは、心から驚嘆しましたが、子供達のインテリジェンスって本当に素晴らしい。

感動しました。

そして、本当に元気になるのが子供たちの笑顔!!

久しぶりにキッズたちのエネルギーに触れて、とってもHappy!

ここで、どんな7週間が待っているのかも、今からワクワクドキドキです。



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短期集中講義が今週末に終わったら、夏のインターシップが始まるまでに、短い旅を幾つかしてこようと計画中。

メキシコのことを書く前に、次の旅行に行ってしまう感じかも。。。(^^;

「よし!また旅に出るぞ〜!」と、美味しい匂いの人参をぶら下げつつ、今日もレポートに向かっている私です。


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by Dorothy-Naomi | 2017-06-05 11:28 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in May. (2) 2017 ★The 2nd Semester finished!


YEAH!!!!

I made it through my 2nd semester★

NYUの2学期目(春学期)、先日、全て無事に終了 しました。


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終わった瞬間、なんだかボケーっとし、、、

脱力してしまい、、、、

「○★*!%□▲!!!!!!」

そのまま声にならない音を発していると、横にいたカーリンがゲラゲラ爆笑。

やったね!全部終わったね〜〜〜

なんだか涙が出ちゃいそうだ〜

私たちの大学院1年目の過程が、これで全て終了しました。

本当にハードでタフな一年目だったなぁ。

けれど、ここに来た甲斐があったと思える体験が幾つもあったなぁ。。。

うまく言葉にならないや。

校舎を出て見上げると、空には満月。

二人で投げキッスを満月に飛ばしちゃおうか?

キスマークだらけのお月様、ちょっぴり照れ気味の光り方かも。



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今学期のラストの課題は、Cross Cultural Understanding(異文化理解)のソロパフォーマンスと、それに関するリフレクションをまとめたレポートでした。

ソロ・パフォーマンスの課題のタイトルは「The moment of impasse(立ち止まった瞬間)」

自分が内的に立ち止まった事柄、または、自分にとって一番ホットな問題と、自分のアイデンティとの関連性を交えながら、できる限り創造性豊かに10分間のパフォーマンスを作ること、というのがソロ・パフォーマンスの課題です。

クリエイティブ集団、それがドラマセラピー学科です。

誰一人として重なるテーマはなく、それぞれのテーマに沿った独自の表現で発表は一人ずつ行われました。


・白い屏風の前に、絵の具の皿が10個。真っ白なTシャツとパンツを着て登場し、音楽に合わせて筆で顔と全身に絵の具でボディペイントしていった人。

・小さく灯した明かりの中で、リンゴや木片を使いながらパペット劇スタイルで発表した人。

・民族音楽と共に登場し、無言劇と踊りでメッセージを伝えた人。

様々な手法や表現形式で浮かび上がる、今の自分が立ち止まって見つめている問題。

個性豊かなクラスメイトたちの発表は、1つ1つがとても興味深く、そして、ずしんと響きました。

何をどう発表しようか?と、散々悩みに悩んだ挙句、、、

私は一人芝居形式で、「劇の演出家」と「主演女優Naomi」の二役を演じることにしました。




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Welcome to my theater.
I am a director of this theater.

最初に登場するのは劇の演出家。

次回作の構想を練っている演出家は、この劇場の看板女優を呼び出します。

「今まで何度もやってきた18番」を幾つも持っている女優Naomiは、余裕綽々で登場。

I am so exciting about our next play! I can't wait it!!
What do you want me to play?

特に彼女のお得意な役は、Majority, Teacher, Mother, Wife...などなど。

ところが、演出家は「今までやったことのない役に君を挑戦させたい」と告げます。

慌てふためく女優を尻目に、演出家は「成長するためのいいチャンスだ」と、去っていきます。

....All right, I 'll try...

そして、迎えた新作の発表。舞台はNY。

第一幕&第二幕、女優は今までやったことのない設定と状況で様々な体験を演じていきます。

Minority, Asian woman, Japanese woman, Student, などなど。

道案内をした外国の人に「日本人なのに英語がうまいね。」と言われたり、、、
レストランで並んでいるところを割り込まれて、無視されたり、、、

憤慨、悲しみ、苦悩、孤独、、、様々な出来事の中で、初めて味わう感情。

しかし、そうした出来事を体験したからこそ、初めて分かることもあるのだと彼女は気づいていきます。

そして、第三幕。

9ヶ月経過した公園での昼下がり。

彼女は、嵐のような出来事の連続の後、不思議な安らぎを見出している自分の思いに気づきます。

それは、一人の老婦人とのベンチで交わした会話がきっかけでした。

年齢も、人種も、言葉も、いろんなものを含めて、ありのままの「一個人」としているということ。

「I'm just simply Naomi.」

ありのままの「一個人」として、その人と接するということ。

それがNYでの暮らしが自分にくれた、最大のプレゼントだと気づくのです。

最後に演出家が出てきて、観客にこう告げます。

「この作品は、まだまだ続編が上演予定です。
この次の作品は、さらにスリルと驚きに飛んだ展開になりますよ。
Naomiの予想外の大冒険は、まだまだ続きます。
どうぞお見逃しなく!」


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ドラマセラピーの手法の1つにRole-reversal (役割交換)というのがあります。

これは、その名の通り、相手役と役を交換して同じシーンを演じる事。

突然にクルリと役が反転すると、立場も設定も口から出るセリフも全てが変わります。

そして、相手の役を自分が演じることで、今まで見えなかった「向こう側の気持ち」が分かってくるんです。

NYでの暮らしは、私にとって、まさに毎日が役割交換の連続!

ここで暮らして初めて「マイノリティー」や「アジア人」というアングルで、社会を経験したわけですが、、、

全く見えてくるものも、感じるものが今までとは全然違う!!!

当たり前だと言われれば、当たり前なんですが、、、

それは、私にとっては、すっごく衝撃的な体験だったんです。

物事の見方や捉え方が、ガラリ180度変わったなと思います。

自分の中に「私は日本人だ」という意識やプライドに気づいたのも、驚きでした。

日本にいた時は、自分がそんなに日本人だということに拘ってもいないし、自分がプライドを持っているなんて気づいていなかったなぁ。

こうした「役割交換」の体験中で、怒りが込み上がってきたり、悲しくなったり、疎外感を感じたり、いろいろな感情を味わったけれど、、、

今、私が胸を張って言えることは、、、

・今、私はようやく、うまく気持ちを言葉で言い表すことのできない自閉症児や吃音の子供の気持ちがわかるってこと。

なぜなら、私が同じような思いを英語の生活の中でしてきたから。


・今、私はようやく、社会の中で疎外感を味わっている人々の気持ちに寄り添うことができる人間になれたってこと。

なぜなら、私が同じようにマイノリティーが味わう疎外感を自分の中にもっているから。


・今、私はようやく、祖国を離れ海外で頑張って生きている人の気持ちを分かる人間になれたってこと。

なぜなら、私自身が同じ体験を今しているから。


そして、今、私はようやく「ありのままの自分」として付き合ってもらえる、受け入れてもらえることの嬉しさが分かるって、そう言えるな。

なぜなら、いろんな経験を経て、私も今同じプロセスにいるから。。。

泣いたり、笑ったり、本当に百面相の日々だったけれど、、、

こうした体験の全部が、きっとドラマ・セラピストとしての私の宝物になるはず★

だって、自分の中にあるものは、全て自分の真実だから。

そして、自分の中にある真実で、相手に寄り添っていくのがセラピストだって私は思うから。。。


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最後の授業の数日ほど前のこと。

3月に引退したロバート(教授)の NYUを上げての正式な引退式&パーティーが、行われました。


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世界中にいる彼の教え子たち。

たくさんの国から駆けつけた人々で、満員の会場。

彼の最後の生徒の一人として、この場に仲間たちと一緒にいるということ。
それを心から光栄に嬉しく思いながら、彼の最後の挨拶を私は聞いていました。

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Dear Robert, you are my great teacher, my guide, my light★

言葉にできない大事な学びを与えてくれて、ありがとう!

そして、ここで出会えた素敵なクラスメイトたち。

あなたたちと一緒に、今ここにいるということに感謝!


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今月末からは、夏学期(この夏学期は自由選択です。)がスタート。

そして、来月末からは、いよいよドラマセラピーの800時間のインターンが始まります。

それまでのチョットだけ、休憩タイム。

へへへ、一年間がんばってきたご褒美に、ちょっと南へ脱出してきます(^^)b

なんと、恥ずかしながら初めての海外一人旅!(ちょっとドキドキもの^^;)

英語はどうやらあまり通じないみたいだから、やっぱりジェスチャーかな?

まぁ、なんとかなるでしょ。(かなり楽天的〜)

とにかく、思いっきり自分時間を楽しんでこようと思いま〜す♪



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by Dorothy-Naomi | 2017-05-13 11:52 | *Drama Therapy | Comments(0)

NY Life in May(1)2017 ★ スーパーヒーローたちとの時間



ワシントンスクエアパークの噴水に水が入ると、夏のプロローグのスタート★

爽やかな風が吹き抜ける5月、青空と新緑が美しい季節の始まり!


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で・す・が、、、

私は期末試験週間に突入し、再び机に向かう毎日のスタート(==)b

中間が終わって2週間くらいで、あっという間に期末がきちゃうって?!
んん?
でしょ〜?

まあ、ブツブツ言っても仕方ないので、とにかくやるしかないんだけれどね。。。

ふつう、大学院の試験は、いわゆる筆記試験ではなく課題論文やレポートが主です。

しかし、ドラマセラピー学科の試験は、期末時期はプラスでパフォーマンスが更に追加。

今学期の期末のパフォーマンスは、シナリオから何から何まですべて単独での発表。
つまり、ソロパフォーマンス!

先日ようやっと終わったばかりで、自分の中でのプロセスが現在しずかに進行中。

このパフォーマンスでの体験を基にして、レポートに取り掛かっているところです。

書いていく最中に、きっとまた見えてくるものがあるんだろうな〜

少し落ち着いてきたら、その部分は改めてブログに書いてみようかなと思います。


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5月は期末試験シーズンだけでなく、卒業のシーズン。

NYUの卒業式は、毎年5月の第二週のあたりです。

来週末には大学院2年生たちの半数くらいが、このキャンパスからの旅立ちを迎えます。

プロのドラマセラピストとしての道をアメリカ国内でスタートする人、海外でスタートする人、また博士課程に進学し研究を深める人、などなど。

みんな、それぞれの道へ。


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通常、大学院は各学科ごとに、卒業までの取得科目数が決められています。

NYUのドラマセラピー学科は、50単位コース(NY州でプロとしてドラマセラピーを行っていくことが可能。)と、60単位コース(各地でドラマセラピーを行っていくことが可能。)と2つのコースがあり、個人別に選択します。

私は通常2年半〜3年かかる60単位コースを選択しましたが(夏休みや冬休みを入れた場合)、60単位コースが絶対に2年半〜3年かかるというわけではなく、、、

同じ60単位コースを選択したクラスメイトの中には、夏も冬も実家に帰らず授業を取り「2年で卒業したい!」頑張っている子も数人います。

希望者には夏学期や冬学期の授業が用意されているんです。
早く卒業したいのであれば、休み返上で勉強することも可能だよ、ということ。

私も今年の夏学期は授業をいくつか取得するので、夏休みが確保できるのは少しだけかな〜

親しくしているイスラエルからきているカーリーンは、現在妊娠中のプレママ学生。

「私は子育てしながら大学院生を続けていく予定だから、卒業まで3年半?4年くらいかな?」とお腹をなでながら言っていました(^^)

自分のコース課程を全て終了した人から卒業になるので、ある時期が来たら全員が卒業というわけではなく、自分のペースで卒業が決まっていくスタイルなんです。


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ちなみに先学期、英語のクラスで一緒だった留学生仲間たちは、、、

・出版学を学んでいるプリンスは通常3年かかるコース 
・オキュペーションセラピー(作業介護士)を学んでいるクリスタルとリーは約1年で終わるコース
・TESOL(英語教授法)を学んでいるルーやヤナンは約1年半のコース
・音楽教育法を学んでいるエミリーやシェリーは約2年のコース

などなど、、、

学科によっても卒業までにかかる時間が全く違うので、入学は一緒のタイミングでも卒業は各々バラバラというわけ。

この5月に卒業していくドラマセラピー学科の皆のため、わたしたち1年生たちは内緒のプレゼントを企画中ですが、ヤッパリちょっと寂しいな〜

今これを書きながら思ったのは、日本とアメリカの一番の大きな違いは、先輩とか後輩とかの境目がなく「個人」として付き合える点かもしれないなぁということ。

日本みたいに「先輩」だから礼儀をもって後輩は接するべき!といった考えは全くなく、、、

Cohort(仲間)としてファーストネームで呼び合い、質問やヘルプの呼びかけには常に気持ち良く答えてくれる、そんな付き合い方を入学以来ずっと大学院2年生達とはしてきました。

旅発ちの日は、精一杯の感謝の思いをこめて送り出したいな〜と思っています。



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さて、ドラマセラピーの授業の話です。

先月末に AHRC(Arts & Humanities Research Council)のカレッジコースに所属する大学生たちとのワークが終了しました。

彼らは精神障害や、いわゆる発達障害、自閉症、またダウン症といった症状を持っている大学生です。

4月の1ヶ月間、AHRCの学生と私たちNYUのドラマセラピー学科の学生と一緒に行ってきたドラマセラピーのグループ・ワーク。

セラピストとして、というよりは、どちらかというとサポーターとして、1ヶ月一緒にやってきたという方が正しいかな。

AHRC の学生1人につき、私たちNYUの学生数人が加わる形で幾つかのグループに分かれました。

彼らはスーパーヒーローの本部司令官&ディレクター、
私たちNYUの学生は3人〜4人一組になり、司令官の部下という設定です。

魔法の呪文を唱え、みんなで秘密のシークレットゾーンへ。
すると、そこに現れたのは各スーパーヒーローたちの本部!!!

私たちは本部ごとに分かれ、それぞれのスーパーヒーローの話を、ディレクターのもとにドラマ化。

・司令官の中に、どんな「スーパーヒーロー像」があるのか?
・それを遮る「敵」「障害」はなんなのか?
・スーパーヒーローを助けてくれる「ガイド」「サポーター」は何なのか?
・スーパーヒーローが目指すゴールは何なのか?

彼らの作り出す話をじっくりと聴きながら、私たちは丁寧にドラマ化していきました。

とても不思議なことですが、生身の彼ら自身が自分を語ることよりも、物語を作っていく過程の中での方が、より鮮明に「本当の彼ら自身の姿」や「内的な声」が浮かび上がってくるのです。

そこに目を向けて一緒に寄り添っていくとき、何かが変わっていきます。

この1ヶ月は、毎回、毎回、ものすごく刺激的で、とても新鮮な驚きに満ちた濃い1ヶ月でした。



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私は2つの本部グループに所属し、かけもちで双方を行ったり来たり^^;

1つの本部はAくんが司令官&Directorの『Gotham City 』

スーパーヒーローはMr. Freezeという、人嫌いで孤独で、全てを凍らせてしまうパワーを持ったチョット悪役キャラのヒーローです。

私がディレクターから与えられた役は、Mr.Freezeと対決する正義の味方Hero!

その他の登場人物は、Sassy Beauty(とびきりカッコイイ美人)や、Confused Person (何が何だかわからず混乱している人)など。

Mr. Freezeも含め、私たち全員がAくんの中にあるロール(役割)を体現している存在で、それを統括しているのがDirectorなんですね。

彼の物語はとてもユニークで、ディレクター自身がDirectorという役柄で「登場人物」(しかもキーパーソン)として出てくる内容でした。

物語の最後は、Heroによって監獄に閉じ込められたMr.Freezeが「これ以上悪いことはしません。武器も返しますから助けてください。」とDirectorにお願いするというもの、、、

Directorは監獄から彼を解放しますが、それと同時に全員をFreeze銃で凍らせてしまいます。

なんという大どんでん返し!

Aくんの中にある遊び心やサービス精神、それと同時に、自分という一人の人間の中に動いている様々な「役」をストップして、それを客観的に見つめながら自分でコントロールしたいのだという内的な欲求、、、

それが、すごくよく伝わってくるなと演じながら感じていました。

劇の終了後のカーテンコール。

並んだ私たちの前に進み出て、まるでシェークスピアの劇の役者のように時代がかった仕草で恭しく登場し、何度もお辞儀を繰り返すAくんの満足そうな顔。

サラ(教授)が終演後、口にしました。

「今日の最後の彼はDirectorでありながら、実はSassy Beautyね。
ずっと彼の中に眠るSassy Beautyを前面に出したかったし、なかなか出す機会がなかった役を、とっても安全な形で出せたんだと思うわよ。」


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もう1つのグループは、Oちゃんが司令官のAriana Grande(実在のアイドル歌手)のコンサートチーム本部。

スーパーヒーローは、Oちゃん自身が演じるAriana Grandeです。

私はAriana Grandeの真後ろで踊る二人のうちの一人。

「I'm nervous!」(緊張しちゃう!)を繰り返し口にしながら踊るダンサーです。

他の登場人物は「I forgot!」(忘れちゃった!)を同じく繰り返すダンサーと、気持ちよく堂々とかっこよく歌い続けるSinger。

私たちダンサーは踊っている最中にセリフを口にして踊りをストップ。

すると、スーパーヒーローであるArianaは「Be happy! Be strong!」と励まして、ダンサーを勇気付けます。

そして、バックダンサーは再び踊り出し、最後はArianaがスポットライトの中でソロダンスを中央で踊り、大歓声の中で幕が降りるという設定。

それが起こったのは、何回目からのリハーサルの最中のことでした。

私が打ち合わせ通りに「I'm nervous! 」と叫んで、踊りをストップすると、、、

私の前で踊っていたAriana役のOちゃんが、くるりと振り返り、こう言ったのです。

「Me, too! 」(私もよ!)

不意の一言でした。

そして、続けて彼女が私に言った一言はこれでした。

「You can do it!」(あなたなら出来るわ!)


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発表の本番。

真っ暗な室内で、Oちゃんは私たちの後ろに下がって、顔を下に向けて手で覆っていました。

私は胸の中で、彼女にずっと呼びかけていました。

 「Me, too! 」「You can do it!! 」

曲が流れ出し、室内に明かりが灯ると、、、

目の前に躍り出てきたのは、キラッキラッの笑顔の Ariana Grande!
我らがスーパーヒーロー!!

最後のソロダンスまでバッチリと踊りきったあと、我らがArianaはみんなの大歓声と口笛の中、何度も得意な決めポーズを披露してくれました。

「帰ったらビデオをママに見せるの。ママに見せるって約束したの!」

嬉しそうに話してくれたOちゃん。

ふふふ、楽しみだね!
きっとママはびっくりしちゃうと思うな。


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自分の中に常にある「忘れちゃった!」「緊張しちゃう!」といった感情を、普段は目で見る形で出すことなんてできないけれど、、、、

ドラマならば、それが可能です。

そして、物語の中で彼女は自分自身で自分の「緊張」という感情に対して、声がけをして勇気付けたんですね。

「Me, too! You can do it!」

この言葉は、一見ダンサーに声がけをしているようでいて、実はOちゃんが自分自身に言った言葉です。

彼女は、向かい合う他者の中にいる自分と対面したんですね。

何か大きなものを乗り越えるプロセスの中で、ドラマは人を無意識に手助けする役割を持っているんだなと改めて感じた出来事でした。

私たち一人一人は、Oちゃんの中に潜むロール(役)でもあるけれど、、、

その役は、私たち一人一人の中にも実はあるんだよね、不思議だね。

私はOちゃんの「緊張しちゃう」ダンサーの役を演じていただけでなく、、、

彼女によって私自身の中にある「緊張しちゃう」キャラが引き出されていたというわけ。

それは、Aくんのドラマでも同じこと。

ーああ、本当に私たちはいつも互いに写し鏡だね。

ー大きな気づきをありがとうね、Aくん、Oちゃん。


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期末テストが終わって一ヶ月後からは、夏学期。

夏からはインターンシップがスタートします。

AHRCと一緒に行ったドラマセラピーの体験は、インターンシップの現場で、きっとすごく役立つはず。

大事な経験をした春学期でした。

、、、おっと!

春学期を終わらせるには、まずは期末のレポートを仕上げなきゃ!!

さぁ、気持ちを切り替えてレポートにとりかかりま〜す(^^)b


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by Dorothy-Naomi | 2017-05-04 08:05 | *Drama Therapy | Comments(0)

NY Life in Apr. (1) 2017 ★中間試験期間終了



Mid Term Exam.( 中間試験期間)が、ようやく終了(やったー!)

ふと気づけばNYの桜も満開です。


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ここ数日初夏のような陽気&満開の桜で、大学院の目の前のワシントンスクエア公園もこの通り。


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それにしても。。。

今回のレポート2本(合計30枚弱)は結構キツかったなぁ。。。(><)

初めての医学レポにもチャレンジとあって、プレッシャーも半端なく、、

DSM5と呼ばれるアメリカの精神科医用の診断基準のマニュアル(見るのも、読むのも初めて!)とも、日々格闘していました。

あまりにも煮詰まってしまった時は、自宅から歩いて10分ちょいのセントラルパークへ。


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広大な公園内をポクポク歩いていると、、、

早咲きの桜を発見!

わお!

これには大感激。

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春の到来を知らせてくれる可憐な桜の花。
この早咲きの桜に励まされ、どうにか仕上げることができた感じです。


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で、すべての課題を仕上げて提出し、授業後、フラフラになって帰宅したら。。。

そのままベッドの上にバタンキュー!!

いわゆる電池切れ状態ってやつね^^;


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。。。大学院生になって初めてわかったことは、

大学院生の常識とは「1週間に数百ページの文献を読むこと&論文・レポートとの格闘」。

中間や期末の期間じゃなくても、毎週次々に出される課題やレポートを、ひたすらセッセとこなしていく毎日。

だから、ほんっとぉーに皆んなメッチャクッチャ勉強しています。

しかもその上、クラスメイトたちは仕事やバイトやボランティアもして、お母さん学生は家事もして、、、

もう、みんな凄すぎない(@@)?!

う〜ん、、、正直言って、私は、今までの人生の中で今がいっちばん勉強しているかも。

初めて「死に物狂いで勉強」ってこういうこと?って感じてるもんね。

まぁとにかく。。。

あまりにも消耗してしまったので、私にとっての最大の特効薬を自分に与えてあげることにしました。

その特効薬とは、、、

PERFORMANCE♬


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Theater Lover & Musical Loverの私にとって、元気が無くなった時のお薬は、生のステージを見ること&楽しむこと!


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運良くこの2週間は、いくつかの劇場でキャンペーン中。

その劇場に20分前に行けば、売れ残ったチケットを20ドルで手に入れられるという、学生にはありがた〜いキャンペーンです。

今日は、なんとSTOMP(超人気ステージ)のパフォーマンスを前から2列目の席で観てきました! 

How lucky!!! 

エネルギッシュな音とダンスのパフォーマンス。

90分間たっぷりと楽しみました(^^)


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この2週間で観た舞台は、、、

「Fantasticks! 」


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とっても素敵なラブコメディ。
いっぱい笑って、キュンとなって、ほろりとして、、、う〜ん、いい話だ。


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50年近く続いたオフブロードウェイの名作ですが、この6月でなんと終了。
6月までにNYに行かれる方で、ミュージカル好きな方には、是非見て欲しい〜


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「SISTAS」

ビリーホリディなどの名曲ナンバーに乗ってく繰り広げられる、黒人女系ファミリーの物語。とってもパワフル&ソウルフル!

とても、驚いたのは観客の8割が黒人だったこと。
白人は数組のみ、アジア人は私だけ。

前に黒人女性が主人公のミュージカル「Color purple 」を見た時も、客席がほぼ黒人だけだったことを思い出しました。


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さらにNYUのドラマセラピー学科の有志で上演されたセラピューティックシアター「EAT」。


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セラピューティックシアターというのは、ドラマセラピーの手法の1つです。

劇を上演するまでの参加者の個々の過程、劇を上演している間の自分自身、そして劇を上演したあとの自分自身がどう変化していったのか、、、

つまり「劇=ドラマを通して、どう自分のプロセスが進んでいったのか」に焦点を置いているパフォーマンスです。

先学期に授業で見た、レバノンの刑務所で服役中の方々にセラピューティックシアターを指導している女性ドラマセラピストのドキュメンタリーVTRは強烈でした。

いろんな経緯で刑務所にきた方々、それぞれの中にある怒りや、絶望や、信頼への熱望と恐怖、悔恨、容認、許容、、、その内的プロセスの1つ1つが、ドラマ以上にドラマであり、、、

人が自分を取り戻していく過程を見せてもらったといえばいいのかな。
うまく言葉にできません。


今回はEATという名前が暗示するように、テーマは摂食障害です。

実際に摂食障害に苦しんだ過去を持っているクラスメイトの一人が、この舞台のキャストとして出演しており、、、

彼女は今の自分として「過去の自分」を演じていました。

そして、おそらく、その二人の自分の中に生まれる微妙な距離感によって、また気付いていくことがあり、、、

もう後戻りはしない、そんな彼女の決意の強さを感じたパフォーマンスでした。


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観劇に続いて、お気に入りのサロンへ。Rossano Ferretti NY。

ここで働く唯一の日本人ヘアスタイリスト、Naokoさんのスキルは最高!

すっきりと素敵にヘアカットをしてもらって、大満足♬



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むむむ、、、

書いているうちに、ついつい長くなっちゃうな〜

レポートの内容や、最近の授業のことなどは、次のブログに書きまーす(^^)b




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by Dorothy-Naomi | 2017-04-16 11:10 | *NY Sketchbook | Comments(0)

NY Life in Feb. 2017★春学期の授業&マイクロアグレッションという概念




今回は、少しまじめにドラマセラピーの授業の話を書いてみようかな。

ドラマセラピーは心理療法の1つなので、今学期はカウンセリングやDSM5と言われる精神疾患の分類と診断についても学んでいる最中。

今学期、私がとっているのは以下の4つです。


●Advanced Role Theory and Role Method (ロール理論上級編と実践方法)

Cross Cultural Understanding (クロスカルチャー文化の理解)

Individual Counseling (個人カウンセリング・ラボでのワークを含む)

Drama Therapy for Clinical Populations ( 精神医療目的のドラマセラピー)


アドバンスロール理論は、ロバートランディ教授のNYUでの最後の授業科目。

3月上旬までの限定科目なので、受講生として入れたのは本当にラッキーでした。

ロバートは、人間はあらゆる役柄を内側にあわせもっている存在で、人格とは役柄の総称だと述べています。

日本人として、女性として、アカシックリーダーとして、教師として、母として、妻として、娘として、学生として、

私一人の中にも、様々な「役」が生きています。

ロバートに言わせると「本当の自分とは?」とか「本当の自分になれ!」とか、そういうものはナンセンスだとのこと。

そもそも「本当の自分」というものはなく、その時々に応じて自分の中から出てくる役が「すべて自分」だとのこと。

しかし、あまりに長く、しかも無意識に、1つの役だけをとりすぎていると、人は他の役になれる可能性を忘れてしまうとのこと。

ドラマセラピストの役目の1つは、ずっと1つの役をやり続けている人に対して、何の役にでもなれるのだという可能性を与えていくことなのだと彼は述べています。

さらに、「ヒーローズジャーニー(主人公の旅)」というメソッドを、いろんな角度で授業では掘り下げて実践しています。

ロバートのNYUでの引退前の最後の授業とあって、このクラスは大学院生だけでなく、プロとして活躍しているドラマセラピストたちも幾人も参加しています。

彼の理論を学びたくてNYUに留学をきめた私にとって、この授業は一言も聴き漏らしたくない大事な時間。

毎回毎回、すごく刺激的で、貴重な体験を得ている時間です。



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今学期はチェコから短期留学しているヤコブも、私たちの同期生として参加!

彼との意見交換も、チェコでのロール理論の実践の話もワクワクもの。

去年訪れたチェコが素晴らしかったこと、マリオネットの歴史的な背景と使用目的が日本とは違い、とても印象的だったことなどを伝えると、目を細めてにっこり〜。

マリオネットやパペットが、どうやってドラマセラピーとコラボしながら医療現場で使われているかという話を、たくさんしてくれました。

彼とは更に突っ込んで、いろんな話がしたいな〜と思っています。


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今、4つの授業を深く学ぶ上で、私が何よりも必要だと感じているのは、クロス・カルチャーやマルチ・カルチャーと言われる部分です。

インターセクショナリティという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

これはアメリカの Crenshaw博士が1989年に発表したコンセプト。

クレンショウ博士はTED Talkにも登場し、このコンセプトを話しているので聞いたことのある人もいるかもしれませんね。

直訳すると「その人のたっている交差点」。

一人一人が立っている交差点は、隣の人とは全く違うもの。

他の誰かの前例になぞらえて処理すべきではないということを、彼女は特に黒人女性の視点を元にして述べています。



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例えば、ある女性が警官に暴行を受けて死亡してしまったという事件が起こったとして、、、

同じように、ある男性が警官に暴行を受けて死亡してしまったという事件も起こったとした場合、、、

同じように新聞に掲載されたとしても、なぜか人々の記憶に残るのは男性の死亡事故だという実験を彼女は行っています。

では、これは意識下にある性差別からくるものだけでしょうか?

さらに、その女性がアフリカンアメリカンだったとすると、白人の女性よりも更に問題は複雑です。

では、人種への差別からくるものでしょうか?

その事件が起きた場所が都会ではなく、郊外だったとしたら、その地域社会の集合意識が加わってきます。歴史的な背景も絡んできます。

そのうえ、その女性がキリスト教徒の中で特別な宗派だったとしたら?

その宗教に対する人々の意識も絡んできます。

彼女が養育院で育てられたという生い立ちを持って、工場で働いていたら?

そこに、階級意識なども絡んでくるでしょう。

もっと言えば、彼女には女性のパートナーがいて精神的にも肉体的にも恋愛関係にあり、同棲していたら?

ジェンダーへの差別という問題が浮かび上がってきます。



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つまり、個人個人の抱えているバックグラウンドは非常に複雑なんですね。


この場合、彼女が立っている人生の交差点というのは、何本もの道がクロスしている交差点ということになります。

女性という道を走っている救急車はフェミニズムという怪我(問題)には強くても、そこだけでは彼女の持っている怪我は治りません。

人種という道からくる救急車も人種差別という怪我には強くても、それでは地域社会の意識や階級意識からくる問題は解決しません。

つまり、彼女の「問題」を救うためには、クロスしたすべての道を考慮に入れた上で、そこに最適な救急車というのを送らなくては意味がないのです。


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また、更にMicroaggression(マイクロアグレッション)という部分についても、ディスカッションする機会が増えてきました。

マイクロアグレッションというのは、無意識に他人が発信している言葉や行動から受ける差別被害のことです。


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妹が滞在中に二人で一緒にみた、ドラマセラピー学科の有志による上演、セラピューティックシアター形式の「Power & Privilege」(力と優越意識)という劇もマイクロアグレッションがテーマの1つでした。

白人の男の子が、黒人クラスメイトとベンチで一緒にランチを食べているシーン。

白人少年は無邪気にこう尋ねます。

「ねえねえ、大人になったら何になるの?
バスケの選手?それともヤクの売人?」

さらに黒人の少年の父親は、テレビにも出ている成功している役者にもかかわらず、タクシー運転手に無視されてしまいます。

やっときたタクシーは後からきた白人男性を乗せてしまいます。

彼が文句を言うと、タクシーの選手は一言。

「深夜の道は暗いからな。あんた、黒いから立っているのが見えないんだよ。」

共通しているのは、発言している側には罪の意識がほぼないこと。

そして、言われた側は、相手に罪の意識がないことがわかるからこそ、深く傷ついているのだということ。

日本の社会でも同様の経験はないですか?

あえて言葉に出して議論されていなかっただけで、アメリカに限らず、どこの国でも行なわれていることだろうなと私は感じます。

とても奇妙なことに、みんななぜか水面下においたままにして、あえて上にだして議論してこなかっただけなんですよね。



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先日のクロスカルチャーの授業では、小さなグループに分かれ、人生の中で感じてきたマイクロアグレッション体験ついて話し合いをしました。

その後、メンバーの1つの体験を選び、それをグループごとに短い劇として発表していく流れで授業は進みました。

印象的だったのは、小学校でのマクロアグレッション体験を演じたグループ。

子供達が腕まくりをして、並んで絵を描いているシーンからスタートしました。

「Aちゃん、毛がもしゃもしゃだね。何でそんなに毛深いの?ゴリラみたい!」

「なんで髪が黒くってチリチリなの?お家が火事になったの?」

さらに、その子が帰宅して母親に訴えるシーンでは、母親役はこう言いました。

「いっぱい毛があるから、あったかくって便利だよ。体を守ってくれているんだよ。そう言ってあげなさい。」

上演後は、みんなで丸くなってディスカッション。
次々に意見が飛び出し、私も感じたことを率直に口に出しました。

まず、一番感じたことは、、、

子供より前に、まず、親の意識がすでにマイクロアグレッッションを受け入れてしまっているのだなということ。

長い間、おそらく親も社会からマイクロアグレッションを受け続けていて、それが子供への発言にも出ているのだなということ。

もしも民族や自分の出自にプライドをもっているのであれば、「何々人は、みんなこういう外的容姿なのよ。」と子どもに伝えることもできるはず。

それが、いいとか、悪いとかではなく、 

「それが周りの社会なのだ」「通常の社会ではこれが正しくて、私たちは外れているのだ」という意識を内側に取り込んでいくプロセスは、非常に幼いうちから無意識に進んでいくのだなということ。

私の意見のあと、アメリカ人男性のクラスメイトが、こう言いました。

「一体、誰がいつ、白人の意識が一番偉いんだ。それがまかり通るのが常識だ!と、決めつけてしまったんだ?!」

「家では、こういった問題を言葉にすることは暗黙のうちにタブーとされていた。」

白人としてアメリカで生きてきた女性のクラスメイトたちの多くが、こう言っていたのも正直おどろきでした。



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マイクロアグレッションは無意識下からくる発言や行動。

「無意識にやっちゃうんじゃしょうがないじゃない。」で片付けるのではなく、そういった概念があるのだと知っていること、意識していることが大事なのです。

その意識を持っているかどうかで、人の発言や行動は変わってくるはず。

その意識を持ち続けていることは、特にセラピストを目指している私たちには、何より最重要事項だろうと私は思っています。



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とてもユニークにドラマを取り入れている授業は、クリニカル・ポピュレーションという授業。

授業がスタートする前の冬休みに、1人1つずつ演劇作品を与えられました。

教授の指示は、その作品の主人公のモノローグを1つとりあげて、暗記してくることというもの。

私に与えられたのは「Miss Margarida's Way」という作品。

全編がすべて彼女のモノローグの一人芝居です。

マルガリーダは、小学校の教師で独身の白人女性。

彼女は、とても威圧的で、独断と偏見に満ち、一方でとても官能的。

生徒たちに向かって、彼女独自の社会観と世界観を語って聞かせます。

私は彼女の台詞の中で、すごくインパクトのあった「分数と社会の原理」というモノローグを選んでパフォーマンスしました。

それぞれのパフォーマンスが終わった後、教授がおもむろに一言。

「今から、あなたたちの専属セラピスト名を告げます。」

?????

なんと、目の前で演じた役柄を「一人の患者」として捉え、その患者の専属のセラピストとして様々な見地からセラピーの進め方を探っていくとのこと。

マルガリーダ(としての私)のセラピストは、クラスメイトの一人、アターラ。

私のクライアントは、レジーナ(としてのアニー)です。


「ナオミのクライアントは誰?レジーナ?私のクライアントはハムレットよ。」

そんな会話が飛び交い、端から見ていると「?!」という感じだったかも〜

とにかく、セラピストとしての私は、クライアントとペアを組んでインタビューやセッションをしながら、DSM−5と言われる、精神疾患の分類と手引書を片手に診断書類を作成。

一方、クライアントとしての私は、マルガリーダの役柄でセラピストのセッションを受けながら診断されます。

昨日の授業では、セラピストして、患者の中に潜んでいるもの、どんな役柄が潜んでいるかを書き出し、それに基づいてスカルプティング(体で彫刻のように表現していく手法)で表していくことを行いました。

それが、セラピーセッションが進んでいくうちに、今学期どう変化していくのかを見ていくのも興味深いです。




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来月には、マンハッタンの病院で行なわれているドラマセラピーの現場に、オブザーバーとして入ります。

様々なバックグラウンドを持った人々が集まるNY.

いろんな視点と意識を持ちながら、私はどう深く人と関わっていけるドラマセラピストになれるだろう?

新しい出会いと体験を前に、ドキドキしている毎日です。




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by Dorothy-Naomi | 2017-02-19 05:31 | *Drama Therapy | Comments(0)

The1st Semester Finished ! Dec.2016



昨日の話です。

引っ越したばかりの部屋のカーテンを開けて窓の外を見たら、、、
わお!雪!!


空から雪が音もなく静かに降り積もっていました。


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窓越しに白く広がる景色。

お隣の教会の敷地も真っ白。

すご〜く寒いけれど、でも、気持ちはとっても静かで穏やか。

淹れたてのコーヒーを手に窓の外の白い世界を眺めながら、しばらくボンヤリと今学期の出来事を一つ一つ思い返していました。


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先日、大学院の最初の1学期が無事に終了しました。

時には暗礁に乗り上げ、
時には沈没しそうになり、

もう、このまま永遠に終わらないのでは?と思えた今学期を、こうして終えることができたなんて嘘みたいです。

今学期の最後の課題は大物2つ。
論文とグループパフォーマンスでした。

論文の課題タイトルは「How is Performance healing ?」(いかにパフォーマンスは(人々にとって)癒しとなっているのか?)

それを、今学期のすべての授業や内的な振り返りを含めて15枚程度の論文として述べよというもの。

単なる感想文ではないため、自分の視点を打ち立て、それをサポートする文献も交えつつ、個人的なレビューを加えながら、、という結構タフな課題でした。

でも、、、それを書くことで、自分がたどってきた今学期の旅の過程が浮き彫りになってくるなと感じていたので、内側から湧き上がる言葉をひたすら打ち続けていった12月でした。


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グループパフォーマンスは、3人一組のパフォーマンスです。

各グループで取り上げたい戯曲の1シーンを演じ、その中で「役として演じながら、自分の内側の言葉として話す1人5分間のモノローグを観客を前に演じよ。」というもの。

ドラマセラピーのパフォーマンスは一般的な演劇の発表とは違います。どこが違うのか?というと、、、

人に見せることを主眼にしているのではなく、演劇を通じて個人の内側の過程が変化していくことを主目的としている部分です。

私たちの選んだ作品は「A girl fell through a hole in a sweater」(セーターの穴の中に落っこちた女の子)という名前の子供向きに書かれた作品。

不思議の国のアリスと、オズの魔法使いの持つエッセンスを併せ持った、冒険ファンタジーです。

マスク&パペットの授業の時にグループを組んだサブリナとアニーと、そのまま期末の課題も行うことになったのも嬉しいことでした。

「もうちょっとこの3人で突っ込んでやってみたいな。ナオミはどう?」
「うん!ぜひやってみたい!アニーは?」
「形を変えて、やってみようか?」
「子供向けの話がいいな〜って感じるんだけど、どうかな?」

サブリナの提案は、まさにBINGO!!!

なぜなら、、、私も「私たち3人の共通のテーマは幼少期&子供という部分だな。」と感じていたからです。


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脚本を入手すると、その場で即座に配役と取り上げるシーンも決まり、練習に入りました。

サブリナは主人公のNoil.元気のいい活発な女の子。
アニーは、不思議の国を統治しているプライドの高いLoad PP.

私の役はCrumbsinpocket(ポケットの中のパンくず)という名前の、主人公の旅の道先案内人。

他にパペットを使ってRoach (ごきぶり)も演じることになり、手袋と紐などを調達して作りました。  

(なかなか、憎みきれない可愛さをもったゴキちゃんでしょ?)


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各自のモノローグは、この課題の中での最大の注目点です。

でも、、、あえて私は一切な〜んにも自分の中に用意しませんでした。

その場で自分が感じたことを、そのままCrumbsinpocketが話しだすだろうと思ったからです。


「戯曲のシーンは戯曲に書かれた通りに演じることが原則です。
しかし、5分間のモノローグは、規定はありません。
自分の思いを役柄を通じて話すこと。表現方法は自由です。
何語で話しても構いません。」

事前に、ロバート&マリア(教授陣)からはそう言われていました。

去年、この課題に取り組んだ大学院2年生の留学生たちも「全員がモノローグは母国語での表現だったよ。ナオミも母国語で話していいんだよ。」と話してくれました。

しかし、本番。

驚いたことに、、、

Crumbsinpocketは、英語で観客に向かってモノローグを語りだしていました。

私は彼に任せて、そのまま役に自分を委ねました。

ロバートとマリアが、こう言っていたのを覚えていたからです。
「役に任せて大丈夫。自分として話すのではなく、どんなことも役に話させなさい。
役が、あなたを捕まえていてくれる。役があなたを守ってくれる。」

。。。細かい部分は覚えていません。
正確な言葉ではないかもしれません。

でも、彼はこんなことを語っていました。

「ねぇ、人間でいるのって、どうだい?幸せ?楽しい?
じゃあ、なんでそんな顔をしているんだい?

さっき僕は彼女に”僕は巨人のポケットの中で生まれたパンくずだから、すごく大きいって威張ったけど。本当は普通のパンくずさ。

でも立派な大きなパンくずじゃなくって、普通のパンくずで最高だ!って感じているよ。

さなぜそう思うかって?

だって、パンくずだからこそポケットの中に入ることができるからね。
だから、君たちを邪魔せずにそっと一緒にいられる。

僕は、君たちが感じていることが手に取るようにわかるよ。
顔でどんなに笑って平気そうにしていても、わかってる。感じてる。

なぜ、わかるのかって?

簡単さ。僕にも、その思いがあるからだよ。

だから、わかるんだ。

僕の中にある孤独が、君の孤独を見つけることができる。
僕の中にある寂しさが、君の寂しさを見つけることができる。

僕の中にあるすべてのものが、君とつながるリボンだよ。
だから、僕は自分の中にあるものすべてを宝物だと思っている。

実を言うと、僕は自分の人生があんまりいいものだとはずっと思えなかったんだ。

でも、ある日、そこに気づいた。

そしたら、自分の人生を初めて愛せたんだ。
僕は自分を抱きしめた。
壊れないようにそっとね。

いろんな人とつながるための宝物をたくさん持っているパンくず。
それが僕だよ。

僕は最高のパンくずさ。

ねえ、提案があるんだ。
君の中にある孤独や寂しさも、誰かとつながる大事な宝物だって思ってみないかい?

そしたら、君は、もっと自分を幸せな人だって思えるはずだよ。
僕が保証する。

ああ、もう時間だ。

あの子と旅に出かけなくちゃ!じゃあね、失礼するよ!」



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この話の登場人物たちは、各自それぞれが、それぞれを映し出している鏡のような存在。

Noilにとっては彼はガイドのような存在ですが、同時に彼にとってはNoilがガイドです。

旅が始まるためには、主人公がいなければスタートしません。
旅に出たいと思いながら、どうやって始めたらいいかわからずに不思議の国で待ちわびていたCrumbsinpocket。

そんな彼にとって、元気で意欲的な少女Noilこそが彼の旅をスタートさせてくれたガイド。

また、プライドの高いLoad PPは、Crumbsinpocketにとっては影の部分を映し出している鏡のような存在だなとも感じています。

まわりに自信たっぷりに振舞っているということは、そうしなくてはいけないくらい内側に脆いものを抱えているということ。

領主のキャラクターは、自分はやれるだろうか?パンくずの自分に達成できるだろうか?と、実は内心でそう思っているCrumbsinpocket影の部分

そしてもっと言えば、これら3つのキャラクターは私の中に全員いるんです。

つまり、、、この物語を通して、私は自分の中にある3つのキャラクターと出会っていたのです。

「役柄というのはコンテナーのようなもの。パーソナリティーというのは個人が抱える役柄の総称である。」ロバート(ランディ教授)は、彼のRole Theory & Role Method(役割理論&メソッド)の中でそう述べています。

私たちは沢山の役柄を抱えて生きている存在。
その時々に、自分で取りたい役をとりながら生きているだけ。

そして、私たちは役柄を通じて今の自分を生きている存在。
そして周りの人はすべて、自分の何かを反映して教えてくれているんですね。

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「みんな同じ。みんな同じ。

瞳の色や髪の色が違っても。

生まれや国籍が違っても。

みんな悩んだり苦しんだりしながら、自分の人生に持ち込んでいる課題に奮闘していて、、、

みんな、その意味を知りたくて、何が真実の答えなのかしりたくて、自分の旅をしている存在で、、、

その答えは目の前の人から与えられているようでいて、実は自分の中にあった答えで、、、

だから、ちゃんと見つけることができるんだよね。

みんな同じ。みんな同じ。」

いろんなことがあった今学期でしたが、最後に自分なりの1つの答えを見つけたような気がしています。

「ああ、ここに辿りつきたくて今学期もがいてきたんだなぁ。きっと。」

すべてが終わったあと、そう感じました。


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今日は久しぶりにテキストもノートも入ってないバッグを持って、雪の街へ!

クリスマスのNYの街の空気を楽しんできました。

こんなに開放的な休日は久しぶり。

寒さもなんのその。地下鉄に乗らずとも、目星をつけて歩きながら目的地へ。

街を歩きまわりながら、この街が「私の街」になっていることに気がつきました。


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こちらはロッフェラーセンターのクリスマスイルミネーション!

夜空に映えて、とってもきれいでしたよ。

いろんな色の光が、この国に住んでいる様々な国からきている人々のようだな〜と思いながら眺めていました。

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さあ、すべてが終わって、ちょっとだけ一息ついたら荷造り。

これから帰国のための準備に入ります。

久しぶりに会う日本、わくわく&どきどき。

この続きは日本で書こうかな。

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by Dorothy-Naomi | 2016-12-19 02:57 | *Drama Therapy | Comments(0)

NY Life in September 2016★




この数日でニューヨークはグッと温度が下がり、すっかり秋に突入しました。

長袖を着た上に、さらにジャケットを着こんで準備OK!

「さあ、行くぞ〜!」と、ドアを開けると、、、



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Wow!

Hi,Good Morning!

この街にたくさん住んでいるリスたちは、私の大事なお隣さんです。



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私の住むForest Hills(フォレストヒルズ)という街は、マンハッタンから少し離れたQueens(クイーンズ)と呼ばれる場所にあります。

移民が多く住むクイーンズは、一駅ちがうだけで、聞こえてくる言語も街の雰囲気もガラリとチェンジ!

ここは、ユダヤ系、ギリシア系が多く住んでいて、緑が本当に豊かで安全な良い街です。

治安の良さと、学校のレベルの高さで日本人に人気の場所ということ。



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が、、、

なぜか私は引っ越してきてから大家さんのKimiさん以外、この街で日本人にほぼ出会いません〜(^^;)

日系のスーパーに行っても、なぜか店には和食好きなアメリカ人とアジア系の方々、、、???

どうやら私は自分の内側で「今は必要最低限の日本語しかいらない」って決めているんですね〜

Kimiさんとも毎日お顔を合わせるわけではないので、日本語を話さないまま1日終わることも多々。

朝から晩まで英語漬けの日々です、はい。

先日、はじめてAll Englishの夢を見たのですが、寝ぼけながら英語をしゃべっている自分の声にビックリ!

「HAHAHA! OK! You're on the right track!(順調じゃない!)」とは、英語の指導教官のバーバラのコメント。




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大家さんのKimiさんは、こちらで心理カウンセラーとして活躍されている日本人の女性。

NYUの先輩でもあります。

私はKimiさんの御宅の半地下を丸ごと(しかも玄関別&キッチンやバス付きを超格安で!)お借りして暮らしています。

どーんと広い部屋の高い場所に窓が3箇所ついていて、通り過ぎる人の足がたま〜に見えるのが、なかなかユニーク!

この夏、生活のセットアップのために3週間一緒にいてくれた妹いわく、

「床下の小人たちの気分だよね〜」

そうそう、ほんと!「借りぐらしのアリエッティ」気分。


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そのKimiさんを紹介してくれたのが、20年前にNYUのドラマセラピーを卒業したMizuhoさん。

(私は20年ぶりにNYUでドラマセラピーを学ぶ日本人です。)

マンハッタンのアパートの賃貸料の高さに目を白黒させていた私に、助け舟を出してくれたのです。

お会いしてすぐに、お二人ともアメリカでの幾つかの過去生で繋がっている人だとわかりました。

う〜ん、こんなドンピシャのタイミングで助けてくれるなんて!!

周りにいるアバターやサポート隊の連携プレーには、本当に感謝しています。


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今の私のスケジュールは、週に4日はマンハッタンのど真ん中にある5番街の校舎で午前9時から12時まで英語の授業。

NYUは、合格後さらに英語のテストがあり10段階に分けたレベルで評価されます。

9と10の学生は多くが英語が母国語の学生、英語はとらなくてもOK!

8以下の学生は英語は必修科目になります。

私のクラスは大学院生用のレベル6。

ライティングとリーデイングを指導してくれているのはフィリピン出身のクリスティーナ。

リスニングとスピーキングは、アイリッシュのバーバラ。

毎日出される宿題はハードだけれど、カリキュラムは本当によく考えられている内容だな〜と思います。

読解や表現のチェックはもちろんのこと、発音、文法、そしてアカデミックな内容のエッセイの書き方まで、みっち〜りバシバシしごかれています。

英語のクラスメイトは、それぞれ私を含んで16人と17人。

私のクラスはオール・アジアンメンバー!

ほぼ8割は中国から来ており、インドネシア、台湾、韓国、タイ、そして日本という顔ぶれです。

それぞれ、医学、音楽、教育、経済、ビジネスなどなど、、、

専攻は違いますが、互いの得意分野のトピックを聞くのも興味深いところ。

話題が豊富で、とっても楽しいメンバーたちです。

それにしても、こんなに中国からの留学生が増えたのは、今年からだということ。

去年の4倍くらいだと、スタッフも言っていました。

留学生の国別の比率をみると、今の世界の動きが一目瞭然なのよとはクリスティーナの弁。

他にも、南米から、アフリカから、東欧から、中東から、いろいろな国から集まってきています。

英語の授業の後は、お天気の良い日はブライアントパークで持参のサンドイッチでランチ休憩。

一息ついたら、再びエンジン稼働!



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ドラマセラピーを一緒に学ぶ同期たちは、全員で19名。

社会人経験を経たあと大学院に入ってきたという人が多く、色んなキャリア。

私のように教職経験者もいれば、保母、介護士、福祉に関わる仕事、女性起業家、俳優、舞台監督経験者、音楽家やダンサー。

ドラマセラピー学科を志願するには、いくつかの規定をクリアしていなくてはならないため
(たとえば、心理学の基本的な内容を履修して単位をとっていること・演劇経験が500時間以上あること、ドラマセラピーの基本的な部分を理解していること、ワークに参加していることなどなど。)

大学卒業後そのまま大学院、、、という人は意外にも少ないのです。

アメリカ国籍の同期がほとんどですが、家系のルーツが全く違うのも移民の国アメリカならでは。

「私はね、私の家系で初めての大学出身者なの。
大学院に入った人間も、私が初めて。
私の夢は、私のルーツであるプエルトリコ人たちの意識をドラマセラピーで改革すること。
アメリカの人々の意識も変えたいと思っている。」


そう言っていたのは、テキサスからやってきたニナです。

互いの持つバックグラウンドや、考え方や、いろんな違い。。。

それらを理解しながら、みんなと少しずつ気持ちを近づけていっている今の時間はすごく大事な時間。


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今期、専攻しているドラマセラピーの授業は週に2日、3時間ずつ。

Introduction to Drama Therapy(基本コース)とPsychodrama&Sociometry(サイコドラマ&ソシオメトリー)の2つです。

Intro...はドラマセラピー学科の学生しかとれませんが、Psychodrama...は他の学部の学生も参加可能。

後者は、実際、いま別の学科の学生が2名ほど参加しています。

最初は「2つしかとれないなんて。。。」と、思っていたのですが(留学生以外は4科目とれるので)、2つでさえ十分すぎるくらいの量だと授業がスタートしてわかりました。

とにかく、課題がハンパない〜(><)!

授業を受ける前に読んで理解しなくてはならない課題が毎回ドサっと出され、授業は当然それを前提とした上で進んでいきます。

わからない部分を授業のはじめに質問できる時間があり、その後はレクチャーと実践。

そして、授業を受けた後にジャーナルと呼ばれる個人的な覚書を書くことも必須課題。

これを書く時間も、すっごく大事。

ふりかえる過程と同時に、自分の中に潜んでいたものが浮上して、そこと改めて向き合い理解していく過程も進んでいき、、、

そこからハッと気づくこともたくさんあって、、、

毎回の予習、講義内容やワーク、振り返り、その一つ一つの過程が、とにかくものすごく濃く、深く、、、

参加しているクラスメイトたちとの関係性も、回を追うごとに大きく動いていき、、、

どっぷりとドラマセラピーの中につかっている毎日です。



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渡米して一ヶ月半。

嵐のように過ぎた最初の2週間、そして大学院での授業がスタートしてからの3週間。

生活面では妹がしばらく滞在してセットアップを手伝ってくれたこともあり、大丈夫でしたが、、、

精神的な部分でのアップダウンがハンパなく、、、

毎日、まるでサーカスで空中ブランコをやっているような感じでした。


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怒涛のように押し寄せてきた新たな体験の波。

その中で、言葉にできない様々なものが知らずに自分の中に溜まっていってたんですね。

私は、理性的にソレをこなそうと頑張ってしまっていたようです。

主任教授の一人のマリアとの個人面談の中で、パチン!と自分の中のロックがはずれ、、、

ドーっとこみあげてきた感情に、思わず涙が出てしまった時、ようやくそこに気づきました。

子供みたいな半べそ状態のままで、浮かび上がるままに正直に、途切れ途切れにマリアに思いを告げると、彼女はこう言ってくれました。

「ナオミ、
自分の中にあるその繊細さを宝物だと思いなさい。
繊細でなければ、セラピストにはなれないの。
あなたの中にある、その部分は宝物以外の何物でもありません。」


「オリエンテーションの時にも皆に言ったけれど、セラピストになるにはセラピーを受ける体験は必須です。
その時間の中で自分がどう変わっていくか、何が起きていくのか、
それを知らずしてセラピストにはなれないのよ。
その体験が、まさに自分の糧になるの。」


「今あなたは、まさにそのタイミングに来ていると私は感じています。」


「一人のドラマセラピストを、あなたに紹介します。
彼女は流暢な英語を話せる人です。
でも、もしあなたが望むならば、日本語でのコミュニケーションも可能な人物だと伝えましょう。」


その後、私が今後すすめていこうと思っている自分の研究テーマを伝えると、様々な情報ソースを提供してくれ、どのように方向性を持っていくべきかについてもアドバイスしてくれました。

そして最後、彼女はこう言って私を抱きしめてくれました。

「どうぞ忘れないで。
あなたが、どれだけ勇敢な人かを。
あなたが、どれだけの覚悟で冒険に乗り出してきたかを。。
あなたの中にある勇気を、ここまでやってきた自分を。
その勇敢さをたくさん褒めてあげて。」

「I know.Thank you, Maria.」

そう答えたあと、もうあとは言葉になりませんでした。


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マリアと個人面談をもってみたらどう?

そうすすめてくれたのは、実はイスラエルからきている同期のカリーンでした。

彼女は自国ではプロのサイコドラマセラピストでもあります。

彼女に、きのうマリアに会ってきた、、、と伝えると、

「ナオミ、あとは言わなくていい。わかる。いい時間になったのね?よかった。私も受けたの。だからすすめたの。
気持ちは一緒だから。」

二人で目を見つめあって、あとは泣き笑い。

言葉で言わなくてもわかる。

通じるものは通じるよね。

互いにそれぞれが、大事なプロセスを踏んでいるんだね、私たち。


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メソメソで、ぐじゃぐじゃな自分を抱きしめてあげようね。

初めての場所で、メチャがんばって奮闘してるんだもん。

疲れちゃったり、傷ついたり、泣きたいこと、いろいろあるよね。

そんな自分を分かってあげようね。

早く追いつかなくちゃ、もっとやらなくちゃ、そんなもん今はいいね。


…この日の夜は、自分を目一杯ほめてあげました。

そして、久しぶりに家族とスカイプ&FaceTimeで思い切り話しました。



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ふと、先日の英語の授業でバーバラが話してくれた言葉を思い出しました。

ー私が昔フランスに留学していたときね、なぜか周りには一人も英語を話せる人がいなくて戸惑ったの。

ー勉強の方はなんとかなっても、パーソルな部分を出そうと思ってもフランス語では出せなかったから。はじめはすごくキツかったわよ。

ーでもね、私は自分はフランス人だと思って過ごそうと思った。だから2年間、一言も英語を話さなかったわ。

ーこれだけは大事だと思っている。それはね、徹底的に自分に優しくしてあげること。

ーそして、外側からの衝撃にもろい自分を許してあげること。


ああ、そうだ。そうだよね。

マリアもバーバラも、同じことを言ってる。

今、何より大事なこと。

それは、自分をギュッとハグ★



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自分の内側が明らかに変化してきたのを感じたのは、その数日あとのこと。

いくつかの現実が変わってきました。

心的な距離を感じていた相手と、自然に会話ができるチャンスが与えられたり、

時間もかかるし、難しいだろうと思っていたことが、あっさりと解決してしまうような体験が与えられたり、

現実はいつだって内側の反映。

自分の内的な変化をこんな風に教えてくれるんだな〜って感じています。



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マリアが勧めてくれたセラピストは、なんと前述のMizuhoさんでした。

私は、これからしばらくの間、彼女のドラマセラピーを続けて受けることにしました。



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この街は、まるでサラダボウル。

耳に入ってくる英語、スペイン語、中国語、イタリア語 アラビア語 ドイツ語 。。。

駅を降りてから、たった15分歩くだけで、私は何カ国の人とすれ違っているんだろう?


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いろんな人種が、いろんな文化的なバックグラウンドを抱えながら、一つの場所におさまっている場所。

それがニューヨーク。



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誰もがきっと同じような気持ちを抱えながら生きていて、、、

それは、人種とか、言葉とか、性別とか、年齢とか、そんなものって全然関係なくって、、、

「ああ、本当だ。みんなそうなんだ。おんなじだよね。」

そう心から言える自分になるために、今この時間があるのかなぁ。

そんな風にも感じ始めています。



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迷走したり、逆走したり、停止したり、ソロソロ動きだしたり、、、

日々いろいろありますが、、、

心のカーナビは、どうやら正常に動いている様子。

ニューヨークでの留学生ライフ、若葉マーク付きでただいま絶賛更新中です。




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HPはこちらです。
→【フェリシア*SALON DE FELICIA

あなたが生まれてきた喜びを感じて生きていくために
アカシックリーディング&イシリス33メソッド


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by Dorothy-Naomi | 2016-09-29 13:24 | *NY Sketchbook | Comments(0)