【木を植えた男。】フレデリック・バック展



先日、一人で久しぶりに東京都現代美術館に行ってきました。
木を植えた男。フレデリック・バック展

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この半年間、実はある課題にずっと向き合っていました。

自分が納得できるところまで仕上げたあとに、
この展示を見に行こうと密かに心に決めていたのです。

今日は自分から自分への「ささやかなご褒美」Day★

9月の半ばも過ぎたというのに、蝉が大合唱する残暑の中
はやる心をおさえて会場に向かいました。

フレデリック・バックの絵を初めて見たのはいつだったでしょう?
何かの番組で彼のアニメーション見たのが、初めてだったと思います。

あたたかくて、繊細で、そしてユーモラスで、ナイーブで....
一目見た瞬間、私の心は彼の創り出す世界へと連れていかれました。

フランスから単身カナダへ渡り、出会ってナント三日目に長く文通を続けていた
夫人にプロポーズしたこと。
画家としてだけでなくアニメーション、舞台芸術なども手がけている芸術家だということ。
......彼の今までのエピソードも経歴も、とてもユニークです。


会場に足を入れるとすぐに【木を植えた男】の大きなスクリーン。
映像が順を追って次々に映し出され、朗読と音楽と響いてきました。

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バックの代表作でもあるこの作品は、ジャン・ジオノの原作が元です。
5年半の歳月をかけて2万枚もの作画をして作り上げたとのこと。

原作を読んで深く感銘を受けたバックが、彼の才能によってアニメーション化
したことで、より一層作品に輝きを与えていると思います。

この物語を読んで心を揺さぶられたバックは、しかし、主人公が実在の人物ではない
と知って失望し、一度はやめにしようと思ったとのこと。

しかし、彼は思い直します。

「そうだ、この地球ではあちこちに、この物語の主人公のように
奇跡を起こそうと頑張っている人間がいるじゃないか!」

そうして5年半の年月の末、世に出たこの作品は前作【CRAC!】
に続きアカデミー賞を受賞。

さらに、なんとバックの願い通りに「ある奇跡」をもたらしました。

アニメーションに感銘を受けた人々が、世界中で次々に植樹運動を
始めたのです★

スクリーンに映し出された作品を見ながら、私は主人公さながらに
「奇跡をもたらすタネ」を植えたフレデリック・バックという人間の
大きさに打たれていました。

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この日、もう一つ楽しみにしていたのは【CRAC!】★
私が初めて出会ったバックのアニメーションです。

自身の長女のアイディアをもとに仕上げたというこの作品は
一脚のロッキングチェアの運命が描かれています。

私が初めてこれを見たのは大学生の頃。
フレデリック・バックの世界に引き込まれました。

今、こうして結婚して母親となった私。

改めて作品を見ているうちに、あの頃とは別の思いが胸に
湧き上がってきて.......気が付けば泣いていました。

こうして年を重ねるごとに、彼の作品は見る人に新たな
別の感動を与えてくれるのだと思います。

美術館の一階のホールにおかれていたのは、なんと【CRAC!】の
あの青いロックングチェア★

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こちらは、CRAC!の中の、私のお気に入りのシーンの絵。
小さな坊やとロッキングチェアが、いかに親密で信頼しあっている関係であることでしょう。

中3になった我が家の少年Nの、幼かった頃と重なります。

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ロッキングチェアから、伝わってくる優しい想い。

たくさんの人々の思いを自分の上にのせて、
静かに笑ってるように見えました。


気が付くと3時間以上も美術館の中にいました。

一つ一つの作品から伝わってくるのは、地球と地球に住む人間への愛★

【大いなる河の流れ】以降、自然保護団体の活動にも協力しながら
87歳の現在も創作活動を続けているフレデリック・バック。

彼の作家としての姿勢だけでなく、人間としての生き方が伝わってきます。


素敵な「ご褒美」を満喫して、自宅にもどった後のことです。

自宅の留守電に一つのメッセージが入っていました。
あまりのタイミングに、心臓がドキンとました★

なぜなら、「今の課題が終わったらあなたが向かうべきものはこれです!」
と、チャネリングで受け取っていたメッセージそのままだったからです。

そのメッセージは、まさに「向かうべきもの」からの電話でした。

少し考えてから、その仕事を引き受ける旨のお返事をしました。

きっと、こうしてフレデリック・バックの絵を見た後に電話が
かかってきたことも偶然ではないのでしょう。

私に次に与えられた役目は....未来のタネを植えていくこと★


できるかな?
できるさ!
できないことは、与えられないよ。
とにかく、やってみよう。

初秋の空に向かって、ゆっくり深呼吸しながら
次の目標へと足をすすめていこうと思います。



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by Dorothy-Naomi | 2011-09-24 12:56 | *Art & Theater | Comments(0)
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