突然の報告になりますが… NYU(ニューヨーク大学)の大学院に今年の秋から留学することになりました。 合格通知が来たのは、帰国した日の明け方のこと。 トランクの中身を整理しているうちに明け方を迎えてしまい、さあ、少し仮眠しようかとベッドに横になった瞬間になった通知音。 メールを開くと、、、!!!! 合格通知★ しばらくの間ボーっとなってしまい、頭の中が真っ白な状態。 何度もメールを見直しました。 しかし何度見ても、やはりそれは合格の通知でした。 一次試験の合格を頂いたときは飛び上がるほど嬉しかったのですが、この二次試験の合格はズシッときました。 「さぁ、覚悟はいい?もうやるしかないゾ!!」 …うまく言えませんが、そんな思いが強かったのが正直な気持ちです。 お世話になった方々に合格の報告をすると、みんなすごく喜んでくれて… 「ああ、合格したんだ!」と、ようやく実感がわいてきました。 私が学ぶことになるのは、Drama Therapy (ドラマセラピー)という分野です。 ドラマセラピーとは心理療法の一部で、演劇の理論や方法を用いた療法です。 欧米では、医療施設、厚生施設、学校、老人ホームや民間の福祉施設などでも広く用いられているメソッドです。 日本では公的な資格がとれないため、国内で活動しているドラマセラピストは現在4人しかいません。 まだまだ日本ではマイナーな分野です。 ドラマセラピーと出会ったのは、2014年に入ってすぐ、年明けのこと。 私がプライベートな活動としてやってきたドラマ(演劇)。。。 そのドラマの持つ可能性に気付きはじめて、それを心の解放へ発展させたものはないのか?と模索していた最中に出会ったのです。 ドラマセラピーの言葉を見た瞬間に、直観でこれだ!と分かりました。 その場で二日間のWSに申し込みをしました。 その二日間の中で自分の中に走った衝撃★ それは、今でも震えがくるくらい、、、言葉には到底できないほど大きなものでした。 私は英語を通して長く教育に関わってきた人間です。 また、アカシックリーディングを通じて様々な人と出会ってきました。 その中で、演劇を入り口としたワークを授業やセッションに入れながら、数多くの個人の内側の劇的変化を目撃し体感してきました。 現実のその人の人生の設定とは違う、別の設定が与えられることで、かえって人は構えずに自然にふるまえることがあります。 その役柄を演じることで、その人の本意・本音を、無意識に、かつ容易に表現できるのだということを目の当たりにしてきました。 役を演じることで引き出される自分の中にある深い部分に気付くとき、その人間の中に理解と解放が起こります。 さらに、そこから得る気づきや精神的な学びがあります。 そのプロセスそのものがセラピーとなっていきます。 ドラマセラピーと出会ったとき、その意図しているものを知って心が揺さぶられました。 「まさに自分が探していたことはコレだ!」そう確信したのです。 それ以降、国内で受けられるJDTIのWSや学びの場には出来るだけ全て出席し、ドラマセラピー教育・研究センターの基礎コースを受講してきました。 学べば学ぶほど、その世界の奥深さと可能性を感じ。。。。 やはり本格的に学びを深めたい!プロとしての資格を得たい! そう思うようになり、留学を決意したのです。 では、なぜNYUを選んだのか?というと。。。 ★NYUはドラマセラピーをEducation(教育)の分野に組み入れているということ。 ★ドラマセラピーを教育プログラムとして国内外に発展させて、活動していきたいと考えている私のニーズにピッタリなこと。 ★私がずっと教育やセッションで感じていた「役割と人間の本質との関係性」についての理論を展開している教授がNYUにいること。 ★日本と違って多種多様なバックグラウンドを持つ人々が集まるNYで、自分の学びや見識を深めて成長したいと思ったこと。 ★更に、自分が2年前にNYを訪れた際におりてきたビジョンで「やっぱり、ここだ!」と確信を得たこと と、いったことが主な理由です。 二次試験はオーディション方式。 NYUのBlack Box Theater という劇場がオーディション会場です。 スカイプでの受験もOKだと連絡がきましたが、私は現地での受験を選びました。 この年にして初めての一人海外旅、そしてオーディション。 内心ドキドキで、ほとんど泣きそうな自分を反映してか、出かける前&試験当日には「ありえない!」というような出来事が続けて起こりました。 試されているんですね~ 試されるたびに自分の思いの強さを信じました。 「こんなことくらいで引き下がるほど、やわな気持ちで臨んでいる私じゃない!」「諦めるわけにはいかない!!」「絶対にできる!」 それだけを信じました。 すると、、、 まるで奇跡としか言えないタイミングで救いの手が差し伸べられ、、、 ギリギリ何とかクリア!!! 二時試験は、オーディションという名前がついている通り、自分の一挙手一投足、発言、とにかくすべてが見られています。 世界中から集まってきたメンバーとのドラマセラピーのワークの時間。 大きなグループでのワーク、少人数でのワーク、そして30分弱の個人面談という流れです。 現役の大学院生&卒業生たちも客席に座り、コメントノートを手に、私たちの様子をメモしながら注視しています。 老いも若きも、男性も女性も、とにかく種々雑多な集まりの中では、一人の人間として自分がどういう存在なのか?が、突き付けられます。 一日を通してのワークの中ではハプニングも起こり、意見の衝突も起こり、、、 その中で、どう自分と他者と寄り添っていけるのか?思いを近づけていけるのか? そこが常に問われ続けます。 さまざまなワークが行われました。 その中で得る新たな気づきも反省もあり、驚きや学びもあり、、、 朝から夕方まで、ほぼ一日かけて行われたオーディションの後は、もう身体も心も空っぽ!!!!! へとへとなのに、なぜか直ぐにホテルに戻る気にならず、そのまま延々と2時間近く街を歩き続けました。 一つだけ言えることは。。。 私は今の自分の精一杯でやってきたし、自分のベストを尽くしたーということ。 ならば、あとの結果はゆだねよう。 そう思いました。 私の中に湧き上がってくる、この思いの強さ、それをどう言葉にしたらいいんだろう。 全く未知数だけれど、 どうなるかわからないけれど、 泣きたくなるくらいドキドキしている自分がいて、 でも、どうしようもなくチャレンジしたい自分がいて、 ーならば、やれるだけやってみればいいさ。 耳した声をたどってみれば、そこにいたのは。。。 コロンブス! そして、コロンブスの台座を支えるのは、地球を抱く天使。 スペインで出会ったコロンブスと、NYで再会。 ーああ、そうだったね。あなたが辿り着いたのはこの国だったよね。 今までの自分の旅が、なんのためにあったのか。。。 それがようやく分かったような気がしています。 NYで一人で頑張ってきた知人と再会できたこと、 ピッツバーグに駐在している弟が、このタイミングで仕事でNYに来た事も、 嬉しいサプライズでした。 今年の7月中に、NYに向けて発つ予定です。 2年~2年半の大学院での学びの後は、現地の小学校、病院、小児科での院内学級やホスピスといった場所での実習を希望しています。 おそらく4年~5年弱ほど、アメリカで暮らすことになります。 (対面セッションは行くギリギリまで行うつもりですし、セッションはNYに行ってからもスカイプで行うつもりです^^) こんなワガママな私を理解し、サポートしてくれる家族には、心からの感謝の念でいっぱいです。 ーどこまでやれるのかわからないけれど、やれるところまでやってみよう。 頂いたチャンスを、活かしたい! 自分の情熱をぶつけてみたい! まだまだ課題はあるけれど、、、 道が探せる限り、前に向かって歩いていきたいな。 今、私はそう思っています。 ★HPはこちらです。 →【フェリシア*SALON DE FELICIA】 あなたが生まれてきた喜びを感じて生きていくために アカシックリーディング&イシリス33メソッド ★Twitter ID⇒@FeliciaNaomi444 Thank you for coming! この小さな屋根裏部屋にいらして頂き、ありがとうございました(^^)
by Dorothy-Naomi
| 2016-03-15 00:48
| *Drama Therapy
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