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NY Life in June 2018★ 卒論第2ドラフト・夏季集中講座・マイクロアグレッション



鮮やかな緑でいっぱいの6月。

短い春が終わり、一気に夏に突入したNYCは既に真夏のような陽気です。


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私は卒論の第2ドラフトを書き終え、ただいま校正中。

細かいところを詰めていったつもりでも、一人で書いていると独りよがりになってしまいがち。。。

(指導教官からのコメントはまだだけれど)貴重な2nd Readeからのコメントには大感謝!!!

そのアドバイスとコメントを参考に改訂した卒論を、さらにチェック&チェック。

今週中には、さらに指導教官&2nd Readerに送って読んでもらう予定です。



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6月に入ってから、心理学部の校舎に週に2回ほど通っている私。

へへへ、実は夏季集中講座を1つ受講中です。

「どうせ卒論が仕上がるまではここにいるわけだし。」と申し込んだのは

"Human Growth & Development"というクラス。

生まれる前から死ぬまでの人の成長段階を、身体的側面、心理的側面、脳の発達や認知機能的な側面から学んでいくコースです。

現代社会の抱えている問題なども盛り込んであり、なかなか奥深い〜

「しっかし、、、卒業式後、あえて講座をとるなんて物好き、きっと私くらいだろうなぁ」と、思ったら、、、

いた!いた!

大の仲良しのカーリーンとバーバラも受講すると知って、ひゃっほーー!!

うれしいーーー(>▽<)
がぜん元気出ちゃう!


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このクラスは少人数制で、トータル13名。

私たち3人の他、心理学部の修士課程&博士課程の学生や、カウンセリング学科の学生や、他の大学院から夏だけ受講しにきているなどなど、、、

自己紹介を聞くと、皆なかなかバックグラウンドもユニーク。

授業は”夏季集中講座”の名前通り、読書量も半端なく、課題もかなりガッツリした内容だけれど、今までくぐり抜けてきた2年間の修羅場に比べればなんのその。

家で卒論のことだけをやっているよりも、こうして夏季講座に出て刺激を受けたり、友人と顔を合わせて話している方が何倍も楽しいし、(宿題の恐怖も)適度にいい感じかな。


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この日はフィリピンから来ているジェスと、トルコから来ているダーヤルと、3人組でプレゼンを行いました。

2週間ほどかけて3人で準備してきたテーマは「幼児期のトラウマとクリエイティブアートセラピーについて」。

ダーヤルはトルコで出会ったシリア難民の子供達と写真や絵画を通しての自分の体験を話したあと、トラウマがどう脳神経に影響を与え、それをアートセラピーがどう緩和していくのかについてまとめたものを発表。

ジェスはフィリピンの幼児〜小学校教育の話、低所得層の方々の区域の小学校で行ったアートプロジェクトの体験を発表。


私は昨年の夏の出来事を話しました。

自閉症児やPTSDの子供達がドラマセラピーを通じて7週間で、どう変わっていったのかと、トラウマが大きければ大きいほど「距離」を作り出してあげることが大事なこと、それにはドラマセラピーが大きく役立つことなど。


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その後、ジェスがクラスの全員に小さなお人形をくばり、、、、

ペアになってドラマセラピーのミニワーク!

何組かのペアに前に出てきてもらい、皆の前でやってもらいました。


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小さなお人形に名前をつけて遊んでいるうちに、、、

ちょっと照れくさかった気持ちも徐々にとんでいき、楽しくなってくるんですよね。

お人形が喋っているようでいて、、、

実は喋っているのは自分の内側に隠れている「気づかなかった自分」だったりするんです。


この日のプレゼン&ミニワークショップは、大成功に終わりました(^^)


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そして、先日から入ったテーマは「Adulthoodー成人期」。

課題図書の中の1つはThe New Yorkerに掲載された日本のあるビジネスに関する記事でした。

タイトルは「Rent- a-Family」

ー妻に先立たれ、口論した娘に家を出ていかれた男性が、妻と娘とをセットでレンタルする話

ー娘のために父親をレンタルし続ける母親の話などなど。

「家族をレンタルする」というビジネス。

このビジネスに「ニーズがある」という事実は、いろんなことを示唆しているなぁと思います。

アジア(特に日本に特有の)”顔”とか”メンツ”といったことも、深く関係しているし、、、

人々の心の奥にある”満たされなかった過去の思いを、取り戻したい”という思いが、どれだけ強いかということも、、、


一番強く感じたことは、レンタルファミリーと客(注文した人)との関係は、セラピストとクライアントとの関係に酷似しているなということ。

現実生活の中では得られなかったものを、レンタルファミリーを通して得ている...

これは、ドラマセラピーに近いものだなと感じたのです。

当然、関係性が親しくなっていけばいくほど、Transference(転移)やCounter-transference(逆転移)も多く起きてくるはず。

しかし、レンタルファミリーの役者たちはセラピストではありません。

セラピストであればゴールを決め、その方向性に向けて進んでいけるように提案し、クライアントと一緒にワークしていくことは可能ですが、、、

レンタルファミリーは、お客様のニーズに応えることが第一。

この特別な関係性が長く続くと、いろいろなことが起こってくるのは避けられないでしょう。

しかもビジネスだという事実が、いろんな葛藤も生み出すでしょう。

セラピーに関わる一人として、日本人の一人として、複雑な思いを持ちながら読みました。

次回のディスカッションでは、みんなからどんな感想やコメントが出るだろう。

成人期に焦点をあてた授業は、今後もう少し続きます。

興味あるかたは、こちらが記事です→CLICK (英文)



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卒論、夏季集中講座の合間をぬって、クリエイティブアーツセラピーの団体のワークショップにも参加してきました。

私が参加したグループのトピックは、東南アジアや、太平洋諸国の人々が、アメリカで体験するMicroaggression( マイクロアグレッション)

これに対して、どうクリエイティアートセラピストとして関わっていくべきだろうか?という問いかけをしながらプレゼンしてくれたのは、NYUの先輩ドラマセラピストのMizuhoさん。

彼女は20年くらい前に卒業して、それからNY& NJでドラマセラピストとして活躍している方です。

Mizuhoさん自身のクライアントさんとの体験談などを聞きながら、私も思うところ多々あり、、、

彼女が話してくれた話のなかで、欧米人のセラピストにアジア人は心理的に「おされてしまいがち」だというのがありました。

その理由の1つが、質問攻めです。

「あなたは今どう感じているの?」
「気持ちを話して、言葉にして」

「セラピストやカウンセラーが目の前のクライアントに聞くのは当たり前のこと」だと思われていますよね、とMizuhoさん。

でも、そのクライアントが黙ったままだったら?

「質問を続けますか?」
「どうにか口を聞いてもらおうと一生懸命になったりしませんか?」
「これって、アジア人にとっては、特に日本人には、マイクロアグレッションです」

そうMizuhoさんは言って、自分の体験談を話してくれました。

アメリカ人のセラピストに、次から次へと質問されて、辛かったこと、苦しかったこと。

セラピーの場が、かえって苦しい場所になってしまったこと。

アジア人には「間合い」や「黙っている時間」を一緒に共有することが、セラピーそのものだったりするのだということ。

「静かに一緒にお茶を飲んで過ごす、それがセラピーということもあるんです。」

横に座っていたアメリカ人のドラマセラピストは「ようやく少しずつ、日本人クライアントのことが、わかってきた気がするわ」と言っていました。

この方は、以前、日本に行ってサイコドラマのワークショップをしたそうです。

戸惑うことの連続で、静かすぎるメンバーに「どうしていいかわからず、とにかく質問をしたの。質問しても困ったように首をかしげて皆さん笑っているだけで、混乱したの。」と言っていました。

なんでも言葉で言うこと、言葉で伝えることに重点をおいているのが欧米のセラピーだとしたら、私たち東洋の人間の考えるセラピーは少し違いますよね。

私も日本人の中では、物事をはっきりと口に出す方だと自負していましたが、、、

こちらに来て、なんでもかんでも「言葉にして伝えるように迫られることに、正直かなり疲れてしまったこともありました。

アメリカで暮らしているからこそ気づくこと、
そしてセラピストとしてクライアントさんと関わっているからこそ気づくこと、

こうして声をあげて伝えていくことは、本当にすごく大事。

マイクロアグレッションについては、最近また思うところあるので機会を改めてまた書きたいなと思っています。



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日本に戻るまで、あとわずか。

息抜きもしながら(しすぎ?)

自分のペースでゴールを目指したいなと思います。

思い残しがないように、そして、自分で納得がいくものが書けますように!




HPはこちらです。
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あなたが生まれてきた喜びを感じて生きていくために
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by Dorothy-Naomi | 2018-06-20 13:42 | *NY Sketchbook | Comments(0)