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カゾクノカタチ



少し前のこと。

休日の食卓に、突然にボンっと置かれたプレゼントの包み。

「はいっ。これ。」と、我が家のN。

夫が開けてみると、中から出てきたのは、、、

獺祭スパークリングと、イタリアの生ハム、フランスのチーズ!!!

「初めてお給料をもらったからね。」

そうかー!

今日が初給料だったんだー!!

横を見ると、、、

感激のあまり言葉を失っている夫。

「....そうか。ありがとう。」

そう言うのが、もうやっと!という感じ。

いつもは肉をあまり口にしない私ですが、この日はNが用意してくれた生ハムも美味しくいただきました。

「これは、少し大事にしておこう」

そう言って獺祭スパークリングは冷蔵庫へ。。。

ふふふ、、、

よっぽど嬉しかったんだなぁ。

「ほんと、びっくりした。まさか、あんなことを考えていたなんて。」

夫は夜、そうポツンとつぶやいていました。


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我が家のNは、ただいまアメリカの大学院の受験準備の真っ最中。

奨学金の確保も目指しているため、最短でも行くのは2年後になるかな。

私と同じく芸術療法の分野を深めたい彼は、この春から都内の幼稚園で保育アシスタントをしながら、芸術が与える児童への影響を学んでいるところです。

「俺、就職しない。留学する」

そう言いだしたのは、今から1年半ほど前のこと。

ネクタイやリクルートスーツを脱ぎ捨てて、それから猛然と芸術療法を学び始め、、、

今や、園児たちと日々、汗だくで園庭を走り回っている「N先生」をやってるとはね。。。

私の最近の一番のお楽しみは、、、

彼から毎日聞く「今日のひつじ組」の話。

彼の担当する「ひつじ組」は、一番小さな子供たちのクラスです。

日々ものすごーく大きな大きな発見をしながら生きている小さな人々と接しているということは、Nにとっても、ものすごーく大きな大きな感動と気づきの連続とのこと。

話を聞いていると、何だか私も一緒にジーンとしたり、おっかしくって大笑いしちゃったり、、、

子供達って本当に正直に、そして一生懸命だなぁって思います。

大人が子供たちに教えられることって、本当に山のようにあるんだよね。

そうしたNの日々の気づきを聞くのも、私にとっては学び。



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家族3人でギュッと密な関係をもちながらの暮らし、、、

私がポンっとアメリカに留学して、家族が二つに分かれてからの暮らし、、、

私が帰国してからの、再び始まった3人での暮らし、、、

3つカタチを変えてきた私たち家族。

でも、このそれぞれのカタチを体験したからこそ、得られた大事なものってあるなぁと感じています。

数年後、4つ目のカタチに変わったとき、、、

どんな私たちでいるかな?

楽しみにしていようね。




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母が都内の特養に入居したのは、夏のような青空が広がった日でした。

出来立ての施設は、どこもかしこもピカピカで最新設備が整っており、

「スタッフの方々も本当に知識も経験も豊富で、濃やかな気配りで安心した」と妹。

文字通り全身で母を支えてきた彼女。

いろんな思いが込みあがってくるのを抑えつつ、テキパキと家具や荷物を整理している彼女の姿はみていてグッとくるものがありました。

この日はアメリカから帰国した弟も手伝いに入り、家具の組み立てなどに走り回ってくれました。

父は気丈にふるまっていたけれど、内心は相当に寂しいはず。

長年ずっと一緒にいたパートナーだものね。

当然だよね。

私は仕事があり、先に施設を去りましたが、、、

父は夜になるまでいて、母の手を握り、また来るからねと肩を抱いて別れたそうです。



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年とともに変化していく暮らし方。

変わっていくように見えて、実は変わらないものもあって、、、

何がいいとか、悪いとかそういう話ではなくて、、、

アングルが変わることで何が見えてきたんだろう?

今月は、それを考えさせる体験がたくさんあった一ヶ月でした。



さあ、私はこれから空港に向かい、海の向こうからやってくる友を出迎えに行ってきます。

この友も、いろんな「カタチ」を人生の中で体験している人。。。

しばらく会っていない間に、お互いに話したいことがてんこ盛りになっているなー

久しぶりに会う友と、思う存分いろんな話をしようと思います。
























by Dorothy-Naomi | 2019-06-20 19:21 | *Daily Notebook | Comments(0)